「ツイートをDMでシェアするとツイ主に通知が出る」というデマが流行

  • author Bryan Menegus - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
「ツイートをDMでシェアするとツイ主に通知が出る」というデマが流行
Image: @Julian_Epp/Twitter

これまた、Twitterがやりそうだから妙に真実味があるという……。

小さな世界で、常にさまざまな感情や思惑がうごめいているTwitter。たとえば最近気になるのが、明らかなジョークだったはずなのに、とある有名人のニュースをまとめるアカウントを発端にTwitter内を駆け巡り、運営が罵倒されるほど悪夢のシナリオになってしまったというもの。

このジョークは週末に始まり、@Julian_Eppがユーモアの名のもとに「Twitterのアップデートでこんな機能が実装されるよ」というウソのスクリーンショットを投稿したのがきっかけでした。

それは「誰かが自分のツイートをDMでシェアすると通知が来る」機能が実装されたニセモノの画面を、「人々がこのTwitterの新しいアップデートを気に入るか定かではない」というコメントを付けて投稿したコチラが始まり。

そして執筆時には707件のコメントと3,860件のRT、そして18,707件のいいねがつくまでに成長。

あの大統領がRT!?

Horse Girls For Bernie 2020というアカウント名がすでに怪しい感じですが、さらにはトランプ大統領までもが「あなたのツイートをDMでシェアしました」と表示されたスクショも投稿し、@Julian_Eppなりのジョークに拍車がかかりました。

こちらは執筆時に38件のコメントと386件のRT、そして3,794件のいいねがついており、上の元ネタよりは拡散が少なくなっています。

そして拡散されるフェイク画像

理由は不明ですが、Julian_Eppよりかなり少ないユーザーがフォローしている、セレブ系ニュースをまとめているアカウントの@PopSirensも、最初の投稿を拡散しました。(現在は凍結済みアカウントになっています)

PopSirensのRTを見たのか、それともJulian_Eppの元ネタを見たのか、真に受けちゃった人々が続出したようで。誰もが検証することなく、ウソのスクショを信じてTwitterのことを「チクリ魔」と呼ぶ人たちも出てくるようになってしまいました。実際に試してみたら、そんな機能は存在しないってことが解明されるんですけどね。

何割かの人たちは、常に間違った情報にダマされてしまいます。ですがJulian_Eppのジョークが拡散される釣り針として上出来だった理由は、Twitterにはこういった奇妙で侵略的なネタが広まる、あまりに自由な土壌があるからなんですよね。なぜPopSirensが有名人でもないJulian_Eppの投稿を広めたのかわかりませんが、自らが騙されたのか、またはわかっていて皮肉を込めて拡散したのかのいずれかでしょう。

すでにこれをフェイクだと断定している人が何人もいますし、この程度のものはアっという間にTwitterの荒波に揉まれて消えゆくのもまた、良くも悪くもTwitterの諸行無常です。

後出しの真実は先出しのウソに負ける

小さなTwitterの世界で起こった、これら一連の流れ。そこで愉快に思えるかもしれないのは、Twitter上でライヴ配信ができるアプリ「Periscope」の共同出資者Kayvon Beykpour氏が、「ここで混乱した人たちのために言っておくと、これはフェイクだよ」と動画付きで投稿した真実のツイートには84件のRTと1,101件のいいねしかついていないということ。

Julian_Eppは上記の通りですが、PopSirensは300RTがついていたんですって。そもそものフェイク・スクリーンショットはソレっぽいですし、真贋を見極めるのはちょっと難しいですよね。しかも、Twitterならやりかねないって感じなのがまたミソです。

Source: Twitter (1, 2, 3, 4)

あわせて読みたい

powered by