ウォルマートが2年前からセルフレジでの万引き防止AIを導入。効果あるってよ

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  • author 中川真知子
ウォルマートが2年前からセルフレジでの万引き防止AIを導入。効果あるってよ
Image: QualityHD / Shutterstock.com

AI万引きGメン。

アメリカのスーパーマーケットチェーンであるウォルマートは、レジに「Missed Scan Detection」と呼ばれるAIを使ったコンピュータビジョン技術を導入していて、商品がきちんとスキャンされているかどうかを監視しているようです。The Vergeによると、この技術は過去2年間の間に全米にある1000以上の店舗に導入されていて、セルフレジとキャッシャーがいるレジの両方で、ミススキャンや不正をモニターしているとのこと。

このシステムは、商品がレジを通過するかしないかをカメラでチェックしていて、商品がスキャンされずにバッグの中に移動したりするのを感知すると係員に通知するようになっているようです。2017年に米国内の小売業者で出た盗難の損失は470億ドルにものぼっているらしく、Missed Scan Detectionは盗難やその他の損失を減らす目的で作られました。

ウォルマートはこの技術を2017年に導入しましたが、その2年間で盗難、在庫の紛失、詐欺、スキャンエラーの発生率が減少したと報告しています。ただ、Missed Scan Detectionを導入したことによって何の発生率がどのくらい抑えられたのか、またどれくらい役だったのかの具体的な数字は発表していません。

ウォルマートがAIを導入したのはこれが初めてではありません。品切れをチェックしてくれるAIロボット床掃除ロボットを導入し、従業員の効率化と消費者の心地いいショッピング・エクスペリエンスをサポートしてきました。顧客の立場としては、こういったAI導入のおかげで、よりカスタマーのニーズに時間を割いてくれる店員さんが増えるのは嬉しい限り。広い店内で何がどこにあるのか聞きたくても、店員さんが商品補充や掃除をしていたら声をかけにくいですからね。それに、声をかけても「あー、今忙しいから…」と言われることもたまにありますし(その点日本の接客はすごいね!)。

ウォルマートとAmazonは方向性は違えどAI化に積極的な小売です。なので今後も働き方のスタンダードを変えていくでしょうね。

Source: The Verge

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