ワーナー・ブラザース初の女性CEOは、業界にとってもワーナーにとっても素晴らしい選択

  • author 中川真知子
ワーナー・ブラザース初の女性CEOは、業界にとってもワーナーにとっても素晴らしい選択
Image: Marko Aliaksandr/Shutterstock.com

前任者は初の日系人、新任は初の女性。ワーナー・ブラザーズって前衛的!

映画やテレビ番組制作を行なうスタジオ、Warner Bros(ワーナー・ブラザーズ)の新CEOが決まりました。元BBC幹部のアン・サーノフ氏で、初の女性CEOなんですって。

ワーナー・ブラザーズのCEOの椅子は今年3月から空席でした。というのも、前任のケビン・ツジハラ氏は女優とのセックススキャンダルで3月に退任しているんです。The Vergeによると、サーノフ氏は、親会社Warner MediaのCEOであるジョン・スタンキー氏と共に、ストリーミング重視のコンテンツを指揮することになるそうです。スタンキー氏はプレスリリースでこう書いています。

アンは革新と収益拡大の能力を見せ、業界の進化を受け入れてきました。彼女がWarner Mediaにふさわしい文化人になると確信を持っています。

Warner Mediaはこの秋からストリーミングサービスを開始します。今後はその部門に力を入れていく予定なので、シアター部門とストリーミング・ビジネスを統合できる手腕を持つ人物を求めていました。サーノフ氏はまさにピッタリの人材。BBCによると、サーノフ氏はBBC Worldwide(現・BBC Studios)で何年もBBC Americaのようなチャンネル配信を増やすために尽力し、登録者を6億8000万人から8億人(!)にした功労者でもあります。また、イギリスのSF代表作『Doctor Who』の商品を2010年から2015年の間に小売で1億ドル以上に達成させたりと、別の収益化方法も監督したそうです。

サーノフ氏はビジネス手腕を買われてCEOに抜擢されたようですが、私としては、ストリーミングやグッズ販売の成功云々よりも、彼女がトップになることで今後のワーナー作品がどう変化していくのかや、ハリウッドにおける女性の活躍の方が気になったりします。まぁ、幹部は彼女以外、全員が男性なのでそう簡単に変化は起こらないかもしれませんが、ハリウッド業界にとって良い流れだなと思います。

Source: The Verge

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