シンデレラもテックで解決。
黒字に白の水玉模様の全身タイツで、自分の体型を360度計測する「ZOZOSUIT」にはビックリさせられたのは記憶に新しいところです。
スマホからの指示に従ってその場でクルクルと1周回れば、撮影データから各部の詳細な数値がわかってしまうものでしたからね。あまりの話題性と人気に、申し込んでから届くまでけっこう待った記憶があります。
今度は足を3D計測
そして今度は、同じくZOZOより足の形をミリ単位で3D計測する、「ZOZOMAT」が登場します。
普通、足のサイズを測るのはつま先からかかとまで(いわゆる26cmとか27cm)ですが、このマットに足を乗せてスマホでグルっと撮影すれば、横幅や甲の高さ、かかと幅が3Dデータ化され、自分が幅広・甲高なのか? 反対にシンデレラのような小さい足なのか?が数値化されるのです。
ちなみmに土踏まずの高さ(=扁平足かどうか)までは測れないみたいです。
ツッコみの声多数
ZOZO社長の前澤友作さんは、Twitterにてこのマットの目論見を、このようにつぶやいています。
靴の国内市場規模は約1.4兆円で、1人あたりの年間靴消費量は約5足とも言われています。例えば、その5足のうち1足でもZOZOTOWNで買っていただければその規模は約2800億円。現在のZOZOTOWNの靴の取扱高は約360億円。ZOZOMATをきっかけに、誰でも靴がECで買える時代にしていきます! #ZOZOMAT
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年6月24日
これについては、続くコメント欄でツッコむ人たちもチラホラ。そして「靴選びは実際に履いてみないとわからない」という声が多数見られました。そもそも同じ「27cm」でもメーカーやモデルによって大きさが違います。なので参加するメーカーは、ZOZOに詳細な靴なデータを提供する必要があるかもしれません。
一方、幅と高さが突出している人たちは、合う靴がなかなかないのでネットで探せられるのは有り難いようです。そもそも乳幼児なら成長が早いので年間5足はありそうですが、よほどの靴好きじゃない限り、男女ともに5足も買うかなぁ? という気がしますが。
「ZOZOMAT」は2019年秋冬。現在は特設サイト上で予約受付中です。そしてまた、マットも送料もタダなので、再び届くまで待つことになるかも?
2019年6月24日訂正:初出時「27cm」の箇所を「27インチ」と誤って記述しておりました。お詫びして訂正いたします。