エンジニアの生命線が...。米国の貿易施策でGitHubの利用制限を受けるイランなどの国々

  • author 塚本直樹
エンジニアの生命線が...。米国の貿易施策でGitHubの利用制限を受けるイランなどの国々
Image: 360b / Shutterstock.com

悲しい時代です。

日本に住んでいるとあまり実感できませんが、世界ではいまでも紛争や経済制裁が各地で進行しています。そしてそんな余波を受け、ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubにてイランなどの複数の国ユーザーの利用が制限されてしまいました。

今回影響を受けたのは、イランや北朝鮮、キューバ、シリア、クリミア半島の開発者です。この変更はサポートページにも記載されており、その理由はアメリカの貿易施策に従ったものだと説明されています。

これにより、開発者はプライベート・リポジトリサービスや有料サービスが利用できなくなります。そして、商業目的ではなく個人的な開発に使われる、パブリック・リポジトリサービスのみが利用できるというのです。

これらの国は長らく米国と問題を抱えていたので、GitHubの使用制限もある意味予想されたもの、といえそうです。むしろ気になるのは、現在アメリカと貿易戦争真っ只中の中国。最近トランプ大統領は中国への姿勢を軟化させている気がしますが、はたして今後どうなることやら…。

GitHubの代替サービスとしてはオーストラリアのAtlassian(アトラシアン)が提供するBitbucket(ビットバケット)などが有名です。制限を受けた国の開発者はこういったサービスに切り替えるしかないのでしょうか。

また、この制限はIPと支払履歴により決定されるそうなので、該当地域に長期間滞在する予定の方はお気をつけください。

Source: The Verge

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