毎年出てくる目玉機能。今年はカメラかも?
7月も終わりに近づき、そろそろ…だよな。感も高まってきた今年のiPhone。iPhone 11(仮称)について、現在噂されている仕様や新機能を9to5Macが報じています。
iPhone11は3つのラインナップ
まずはラインナップから。これはおおよそ皆さんの予想通りだと思いますが、現行ラインと同じく3ラインナップが用意されるようです。iPhone XSに代わる「D42(iPhone 12,3)」、iPhone XS Maxに代わる「D43(iPhone 12,5)」、iPhone XRに代わる「N104 (iPhone12,1)」の3つのコードネームがあるとしています。
画面は、XSシリーズに代わるD42、D43は3倍速のOLED Retinaディスプレイを搭載(マジか!?)、N104は2倍速のLiquid Retinaディスプレイを採用しているとのこと。画面のデザインこそ変わらないものの、受け取れるものはかなり変わりそうな予感です。
iPhone 11シリーズに搭載されるのは「A13」、コードネーム「Cebu」
Socは順当にナンバーが進んで「Apple A13」で、モデルはT8030。社内でのコードネームは「Cebu」と呼ばれているそうな。iPhoneって、SoC性能が毎年ぶっちぎっていますけど、単純にスコアだけじゃなくて、ニューラルエンジンの処理能力がどれだけ上がったのか?も気になるポイントです。
3D Touchに代わる「leap haptics」が搭載されるかも
これも噂されていましたが、3D Touch廃止の線はやはり濃厚です。代わりに、「leap haptics」と呼ばれる新しいTaptic Engine(振動・フィードバック)が採用されるとのこと。画面を押し込む…はいっときのブームになりそうですね。
残念、Lightningらしいです。
デバイスを見たことがある人たちによれば、3つのiPhoneシリーズはどれもLightningであるとのこと。む、無念すぎる…。いいかげんUSB-Cにしてくれませんかね?
写真撮影後にフレーム調整ができる?
広角カメラを備えるであろうD42、D43の2モデルには「Smart Frame」と呼ばれる新しい機能が追加されるとのこと。
これは、撮影後にフレーム調整ができるというもので、広角カメラを使って、フレームに収まっている領域の範囲も抑えておくことで、見切れていた範囲も含めてクロップできる。…というものだと思われます。
iPhone 6Sから追加された「Live Photos」は、写真に収めることで被写体の周りの「時間」を切り取れるものでした。そして今度は被写体の周りの「空間」まで拡張して収められるようになるってわけです。決定的な瞬間を狙うのではなく、日々点在するその瞬間を誰でもかんたんに、意識せずに、構えずに、残せる。うん、すてき。
これらはまだ噂の段階だけど、直感的ではない3DTouchのリニューアルや、空間を収める「Smart Frame」といった進化の方向を見ると、AppleのiPhone 11と最新iOSからは、さらに多くの人へ向けて「テクノロジーを使いこなす」ことのハードルを、もっともっと下げたいという意思を感じますねー。
みんなにやさしくて、しあわせになるiPhone。そうなったらすてきじゃん。
Source: 9to5Mac