我が家には確実にオーバースペック。
持ち主と部屋を選ぶ超おしゃれ歌詞表示スピーカーの「Lyric Speaker Canvas」が、サンローランとコラボして、さらに上をいく格好よさの限定ブラック・オン・ブラック「Lyric Speaker Canvas」を作ったとThe Vergeが伝えました。
「Lyric Speaker Canvas」を作ったのは、日本のCOTODAMA。これまでに2種類の歌詞表示スピーカーを作っていて、今回コラボしたモデルのオリジナル版は去年の11月に販売開始されています。2枚の四角いボードを少しずらしてくっつけたような外見をしているスピーカーで、後ろ側のシルバーカラーがスピーカー、手前の黒いのが歌詞を表示するスクリーンになっています。
サンローランとのコラボは、このシルバー部分が黒くなっているんですね。
Saint Laurent x Cotodama made a new limited edition black on black lyric speaker that's meant to look like vinyl records and shut up and take my money pic.twitter.com/aidNlalDsX
— Dani Deahl (@danideahl) July 19, 2019
すごい格好いい。いやー、黒って抜群の格好よさ。
スピーカーは、Wi-Fiを介してたいていの音楽アプリと連動可能。iOSならAirplay、Google Cast、Spotify Connectが、Androidなら、Google Cast、Spotify Connect、Amazon Music、Google Play Music、Spotify、YouTube Musicも使えます。iOS版なら、Apple MusicやKK BOXといったサービスにも対応しているそうです。
音楽が再生されると、スクリーンがPetitLyricsのようなデーターベースにリンクして歌詞を表示してくれます。曲のムードを認識して、ポップソングならブロック体、バラードなら手書きやドリフトといった具合に、雰囲気にあうフォントを自動選択するそうです。歌詞が見つからない場合は、抽象的なアニメーションが流れるようになっているので、クラシックのような音楽を好む人でもスピーカーの恩恵にあやかれます。
スペックはオリジナルと同じで、違いは真っ黒になったのと背面にサンローランのロゴが入っていること。それだけの違いなのに、値段が2,241(約24万2500円)ドルというのはびっくりですが、まぁ、ブランドとはそういうものです。
ちなみに、この限定スピーカーが売っているのは世界で2箇所のみ。アメリカのロサンゼルスにあるロデオドライブ(『プリティ・ウーマン』でジュリア・ロバーツがブランド物を爆買いした場所)のサンローランRive Droiteと、フランスのパリにあるRive Froiteです。お値段はさっきも書いたように20万越え。旅費と合わせてかなりの金額を用意しないといけないみたいです。
それにしてもこれってどれだけ素敵な部屋なら似合うんだろうね。あ、わかった!! 新宿の貴族ローランド様の部屋だ!! 黒だし、四角だし、ローランド様の趣味嗜好にぴったり。少なくとも、私には彼の部屋しかマッチする場所が思いつかないわ。
Source: The Verge