見るだけ。そして、かざすだけ。
登場が噂され、なんやかんやと公式からも情報を小出しにしているGoogle(グーグル)の次期フラッグシップスマホ「Pixel 4」。本日は搭載される新機能を収めた動画や、搭載されるセンサー類の情報が公開されました。
まずは動画からどうぞ。
Look internet, no hands. #Pixel4 Learn more https://t.co/PYY0AFcnyIpic.twitter.com/f9v51VbXWd
— Made by Google (@madebygoogle) July 29, 2019
見つめて顔認証でアンロック。それはわかるけど、手の動きに合わせてアプリ?ページ?が切り替わっていく新しい「Motion Sense」機能、これ未来感すごない?
これ、どんなセンサーで追ってるんでしょうね?…と思ったら、公式Blogにて、フロントベゼルに搭載されるセンサー類がガッツリと紹介されていました。

左から「顔認証用IRカメラ」「フロントカメラ」「光近接センサー」「オーディオポート」「Soliレーダーチップ」「顔認証用ドットプロジェクター」「顔認証用IRカメラ(2つ目)」「顔認証用赤外線投射装置」となっています。
IRカメラが2機搭載されていたり、iPhoneの顔認証方式としても利用されているドットプロジェクターなど、複数の手段を使って顔を認識しているんですね。おかげでPixel 4の顔認証は上下逆さまにしても、ほぼあらゆる方向で機能するんだって。既存の技術の一歩先ゆく感がすごい!
また、ジェスチャーの検知にも要注目。
こちらには、GoogleのATAPプロジェクトチームが開発したモーションセンシング技術「Soliレーダー」が利用されています。飛行機や大きな物体を検出するための技術ですが、ATAPチームはスマホの周囲の小さな動きを検知できるミニチュアバージョンを開発。Pixel 4はSoliを搭載した最初のデバイスであることが発表されています。
具体的には、手を振ることで曲のスキップやアラームのスヌーズ、通話の停止などができる新しい「Motion Sense」が搭載されます(ただし、利用できない地域もあるとのこと)。
なんというか、Pixel 4って既存のテクノロジーをブラッシュアップして、スマホの操作もブラッシュアップしよう。もっとスマホは考えずに使えてよくない?っていうGoogleなりの方向性がすごく伝わる端末になってる気がします。
Pixel 4、俄然欲しくなっちゃった…。