あれはただのリップサービスだった…?
まさかのまさかではあります。いろいろと反対意見はあるものの、やっとHuawei(ファーウェイ)の製品を自由に購入使用できるようになるんだよね?
先週、突如として、トランプ大統領が発表した、Huaweiへの禁輸解除措置とも考えられる方向転換は、多くのユーザーならびに関係者を安堵させたことでしょう。でも、実際には、事態は変わっていないのでしょうか?
このほどReutersは、週明けに米商務省の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security)で輸出管理部門を統括するJohn Sonderman氏から、部内の職員へ送られた1通のメールについて明らかにしています。
それによると、先週のトランプ大統領の発言を受けた後であるにもかかわらず、依然として、Huaweiが輸出規制リスト(U.S. Entity List)に入っている状態は変わっていないこと、それゆえに、引き続き、Huaweiへの輸出品について、不許可とする可能性を念頭に入れつつ、慎重に審査していくように伝えられたとのことですよ。
この報道を受けて、米商務省の広報担当者は、「Huaweiが輸出規制リストに載ったままであるのは事実」と、米Gizmodoの取材に答えています。米国企業からHuaweiに輸出販売される全品目について、国家安全保障上の脅威とならないかどうか精査し、その後にライセンス許可を出すという流れに変わりはないみたいですね。
ただし、そのライセンスの発行基準が、少し緩められた可能性はあります。いずれにせよ、どこまでHuaweiがビジネスを復活できるのか、まだまだ予断を許さない状況でもあるようです。
Source: Reuters