所有欲の塊みたいなカメラ。
この夏、Hasselblad(ハッセルブラッド)から中判ミラーレスカメラ「X1D II 50C」が発売されます。最初に言っておきますが、そんじょそこらの勇気で買えるカメラではありません。なんせボディだけで70万円。レンズを含めると100万円を超える代物です。
普段、APS-Cサイズやフルサイズのミラーレス機を使っている身からすれば、この中判サイズのミラーレスというのは、APS-Cとフルサイズ以上の隔たりがあります。
「X1D II 50C」の何がそんなに高いのかというと、もちろんフルサイズよりも大きい中判サイズのセンサーを搭載していることもありますが、このカメラはハンドメイドで作られているのです。高級カメラメーカーといえばドイツのLeica(ライカ)が有名ですが、ハッセルブラッドもフィルム時代よりハンドメイドでの組み立てを続けています。
ハッセルブラッドは中判フィルムカメラで歴史のあるブランドですが、このX1Dは金属削り出しの「クリーン」なボディで、操作ボタンも最小限。どこか「歴史あるメーカーのあるべき姿」みたいな勝手なイメージをぶち壊してきています。
動画ではおもにこのX1Dの、デザインと撮り心地について話しています。ぜひ。
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