そもそもYouTubeは子供向けじゃないのに...。子供が出演していると3倍視聴されるらしい

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  • author 中川真知子
そもそもYouTubeは子供向けじゃないのに...。子供が出演していると3倍視聴されるらしい
Image: Chris McGrath / ゲッティイメージズ

やっぱり子供と動物は人気なのね。

子供の安心安全をうたう「YouTube Kids」がありますが、その努力を鼻で笑うような調査結果がでたみたい。

というのもThe Vergeによると、Pew Research Centerが25万人以上の登録者を持つ人気YouTubeチャンネルを調査した結果、13歳未満の子供を対象としたYouTube動画は、子供が出演しないものより3倍も見られているということがわかったそうです。これは悪影響を及ぼすコンテンツから子供を守りたいと考えるYouTube側の望む結果ではなかったでしょうね…。

Pewの調査方法は次の通り。まず2018年後半までに存在した登録者25万人以上の人気チャンネルをリスト化し、2019年1月第1週に制作された動画を分析する方法で内容の傾向を解析したそうです。すると、子供をターゲットにした英語のYouTubeチャンネルは数が少ないにも関わらず、子供をターゲットにしていないチャンネルよりも多くの視聴者を得ているのが明らかになったとのこと。

しかしYouTubeのスポークスパーソンがThe Vergeに話したところによると、彼らはPewの調査方法や結果には何も言えないものの、「一般的にもっとも人気の高い動画カテゴリーは子供向けのものよりもコメディ音楽スポーツ、そしてハウツーのようなジャンルですよ」とのことです。

視聴者獲得のために子供とコラボするパターンもあるみたい。The Vergeは、時に度が過ぎるイタズラでモラル欠如を指摘されることもあるユーチューバーのジェイク・ポール氏が、3年で登録者1600万人以上を得た「The Ace Family」を自宅に招待し、4才の息子タイドゥス君と共演したことがあったことに触れています。まぁ、どちらも超有名ユーチューバーなので、わざわざタイアップする必要もなかったとは思いますが…。

日本でも子供が出演しているYouTube動画が人気で、登録者トップランキングでも上位に子供が出演しているチャンネルが入っています。

我が家の6才の息子も「キッズライン」が好きですし、海外のチャンネルなら「CKN Toys」を好んで見ています。

そもそもYouTubeは子供向けのものではない

ちなみに、YouTubeの現在の利用規約によると、プラットフォームは13歳以下の子供の利用を目的としていません。そのかわり、ペアレンタルコントロール可能で、特定の子供向け動画しか再生できないYouTube Kidsを開発しました。

まぁ、YouTube Kidsを作ったからといって、未だに「エルサゲート」(子供が好きなキャラクターで性的/暴力行為をさせる動画)を完全に防げずにいる上に、あくまで「親目線」でデザインされたインターフェイスとフィルタリングされたコンテンツばかりなので、それはそれでどうかなと思いますが。

それにしてもこの「13才以下を出演させたら登録者3倍」という調査結果は、YouTubeの希望に反して子供の起用を増やしそうですね…。

Source: The Verge

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