ライフハッカー[日本版]より転載:
海外のクラウドファンディングサービスKickstarter / Indiegogoにて291万ドル(約3億2千万円)を集めたモバイルバッテリー「HyperJuice(ハイパージュース)」。
iPhone Xを10回充電できる27000mAhの容量を持ち、出力も最大100W。スマホやタブレットだけではなく、ノートパソコンまで充電できてしまう、まさにモンスターと言えるモバイルバッテリーです。
今回実際に手元に届いたので、充電速度や使いやすさをiPhone XとMacBook Proで試してみました。
2万7000mAhなのに大きくない!

まず実物を触ってみて驚きました。思ったよりだいぶ小さい…。2万7000mAhという容量から、物差しのように長いモバイルバッテリーが届くかと思っていたので、びっくりしました。

iPhone Xよりはもちろん大きいわけですが、普通に手に持って移動できるし、十分「モバイル」と呼べるバッテリーです。これならバックパックにも入るし、ポーチや肩掛けバックにも入ります。基本は持ち運ぶこと前提なので、このサイズ感はありがたい。
そしてもう1つは重量。バッテリー容量が大きくなればなるほど、重量が増えるのは当然。HyperJuiceは、18650Li-ionバッテリーセルを8本利用しており、本体の重量は650g。片手で持つとずっしりとくる重さはさすがにありました。
そうは言っても、ボーリングの玉のように重いわけではなく、カバンに入れれば苦なく持ち運びできそうでした。
インターフェースはUSB Type AとUSB Type-C×2

HyperJuiceには3つのインターフェースがあります。
- Max 100W USB-C Power Delivery 3.0 入力/出力
- Max 60W USB-C Power Delivery 3.0 出力
- Max 18W USB-A Qualcomm® Quick Charge™ 3.0 出力
出力は3つのポートでそれぞれできますが、入力は100Wのみ。つまりHyperJuiceを充電するときは、Max 100WのUSB-Cポートで充電することになります。驚くべきは充電時間ですが、なんと1時間しかかりません。2万7000mAhが1時間…。これはすごすぎる。
ちなみにMacBook Pro 13インチに付属しているアダプターは61W。いわゆる普通のモバイルバッテリーで60Wの出力を備えているものは少ないので、容量はあってもパワーが足りず、MacBook Proを充電できないんですよね。
実際、MacBook Pro 13インチを充電してみたところ、10分で5%充電できました。単純計算すると、1時間で30%ほど充電できそうです。
MacBook Pro 15インチもフル充電できる大容量

AppleはMacBook Pro 15インチのバッテリー容量を正式には公表していませんが、およそ2万2000mAh程度と言われています(MacBook Pro 13インチは1万5000mAh程度)。
MacBook Pro 15インチとiPhone Xをフル充電しても、まだ充電できるのがHyperJuiceです。
これだけの容量、使い道に困ってしまうかもしれませんが、リモートワークではかなり役に立ちそうです。たとえば、カフェで仕事をしているとき、必ずしも電源があるわけではありません。他にも営業で外にでたとき、パソコンの充電が切れてしまったということもあるでしょう。
HyperJuiceは、こうしたバッテリー切れの不安から解放させてくれるのです。
アルミニウム筐体でデザイン性も良し

バッテリー容量や出力の高さなどもさることながら、アルミニウム筐体のまるでMacBookのようなデザインもおしゃれでモバイルバッテリーを感じさせません。
Kickstarter / Indiegogoにて291万ドル(約3億2千万円)を集めたモバイルバッテリー「HyperJuice(ハイパージュース)」は、現在machi-yaでクラウドファンディング中。金額は1つ16583円。
この機会に、バッテリー切れの不安から解放されてみては?
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Source: machi-ya