ゲーマー要チェック!
Alienwareが発表したのは、世界初OLED 55インチゲームモニタだけじゃありません。ゲーミングでは高スペックな脳みそがあってこそ。デスクトップにも新リリースありです。デザインが一新されたAlienwareデスクトップAurora、米Gizmodo編集部が初タッチしてきました。
今年頭、Alienwareは自社のフラッグシップ端末であるラップトップArea 51mを徹底分析。今、その結果がいきる時です。上位スペックのデスクトップがデザイン一新、良冷却システムを携えて、完全アップグレードしたAuroraが登場です。
デザインも冷却システムの一部
黒と白の2色展開の新Auroraは、Area 51mでAlienwareが導入したLegend IDデザインを採用。これ、正直、ラップトップよりもデスクトップ向けのデザインだとAuroraを見て思いました。正面から見たときの楕円デザインは、単純に見た目が未来感あって好きというだけでなく、ケースとポートの間にギャップを作るという、機能面でも役にたっています。このギャップによって、多く空気を取り込むことができ、Alienwareいわく前モデルよりも8%低い温度を保てるという優れた冷却システムが実現。これでも足りないという人は、カスタムアップグレードで水冷却システムを搭載することもできます。

アップグレードしやすい
Alienwareグッジョブ!と言いたいのは、ユーザーが自分でアップグレードしやすい作りにしてくれたこと。新しく採用されたスウィングアームメカニズムによって、GPUがツールなしで交換可能。これは嬉しい。また、このメカニズムは内部パーツを電波障害などから守るシールドの役割にもなるんだとか。
デザインのSFチックさ・UFOチックさは抑え気味
Alienwareといえば、どこかSFチックでUFOチックなデザインがあるあるなのですが、今回のAuroraはそれを抑え気味。RGBライトが使われているのは、全面ポート部分と右のAienwareロゴの後ろのみ。ガラスパネルやウィンドウは一切ないので、内部を見ようと思ったら横のパネルを外すことになります。

筐体サイズとスペック
パッと見はデカいなと感じますが、実際は見た目より小さい。AlienwareのAuroraの位置付けは、中規模タワーデスクトップ。中身はIntel Z370 micro ATXモザーボードをベースにしたシステム。プロセッサは第9世代Intel Core i3-9100 CPUから第8世代Intel Core i9 9900Kまで、Alienwareがチップを4.7GHzにオーバークロックしています。RAMは最大64GB搭載でき、Intel Optaneハイブリッドストレージオプションをつけることも可能。グラフィックは、トップ2社であるNvidiaまたはAMDから選択可能で、最大デュアルRadeon RX 570 XTまたは ディあるRTX 2080 GPUが搭載可能。
ここまであれこれ好きに選べて970ドルから。「から」なのでスペック欲張るとどんどん高くはなりますけれど。

Source: Dell