聴き比べられるかな?
音楽ストリーミングサービスの高音質化がすすみます。Apple(アップル)はBillboardに対し、新たな高音質楽曲カテゴリ「Apple Digital Masters」を導入していることを認めました。
続々と対応
Appleは2012年から専用マスタリングを施した楽曲「Mastered for iTunes」を導入していましたが、Apple Digital Mastersはその全楽曲をグローバルカタログに統合したもの。すでに主要アーティストはApple Digital Mastersへと移行しており、アメリカ市場ではトップ100楽曲のうち75%が、そして全世界のトップ100楽曲のうち71%が、Apple Digital Mastersを利用しています。
5G来るしどんどん高音質に
なお高音質ストリーミングには上には上がおり、たとえばTIDALは劣化のないロスレス音源や、さらにはMQAフォーマットを利用したHi-Fi音質の音楽ストリーミングサービスを提供しています。こちらは月額19.99ドルとかなりお高い、音楽ファンに向けたサービスです。
月額9.99ドルのApple MusicをTIDALと直接比較することはできませんが、それでも高音質なApple Digital Mastersが広がるのはいいこと。お気に入りのアーティストがこの規格に対応しているのか、ちょっと気になりますね。