すべては裏で手を引いているパルパティーンの仕業?
4月に登場した『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のトレイラーを見てからというもの、世界中のファンたちがザワついています。そして今年のD23エキスポに、J・J・エイブラムス監督が登壇しなかったことは非常に残念でした。
しかしエイブラムス監督は、短くもワクワクするような映像を用意していました。それは懐かしの前日譚の3部作を振り返るところから始まり、最終的には数千世代がレイへ受け継がれる、最初のトレイラーからルークのセリフへと移り変わるものでした。
新映像の序盤
新映像はまだネットに公開されていませんが、そこには砂漠の壮大なバザーのような場所を見渡す、主要キャラのヒーローたちが勢揃いしていました。見た感じ、その様子はさしずめ『スター・ウォーズ』の青空市場のようでした。
そしてレジスタンスの宇宙船が何隻も、ハイパースペースでたくさん現れる場面が登場。そこでジョン・ボイエガ扮するフィンと、ナオミ・アッキーによる新キャラ、ジャナがそれらの宇宙船を見上げ、スター・デストロイヤーの海を目の当たりにするのです。何十隻も飛ぶそれらは、画面を埋め尽くしていました。
レイとカイロ・レンの対決
赤い目をしたC-3POが映り、デイジー・リドリー演じるレイが、あたかもブーメランのように青いライトセーバーを放り投げました。それは木を切り倒し、また彼女の元に戻ってきました。
彼女とアダム・ドライバーによるカイロ・レンは、荒波に浮く壊れた宇宙船の上で対決しており、セーバーを振る度に、周りの波が激しくぶつかってきます。その様子は、コンヴェンションに登場した新ポスターの雰囲気を想起させました。

もっとも大事なシーンの前、パルパティーンが「旅は終わりに近付いている」という言葉を発しました。
まさか暗黒面に…!?
黒いフードを被った人物が上を向くと、中はレイでした。彼女は全身を黒で包み、まるでシスのローブを羽織っているようで、その両手には2本の赤いライトセーバーを、互いに近くで握っていました。そして我々は、その2本が合体して折りたたまれて長くなるか、音叉のような並行する二股になるであろうことに気付くのです。
これはレイによる偽装なのか? はたまた暗黒面に堕ちたのか? 現時点ではわかりかねますが、その最後のシーンはとにかく驚きでした。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開は12月20日。これは過去数作と同じパターンですね。新予告編は10月でしたが。ともあれ、この映像が公開されるのを待ちましょう!