パトリック・スチュアートがスタートレックで「data(データ)」の発音を変えてしまった

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  • author Andrew Liszewski - GIZMODO
  • [原文]
  • 中川真知子
パトリック・スチュアートがスタートレックで「data(データ)」の発音を変えてしまった
Image: Jack Taylor / ゲッティイメージズ

英語の発音って難しい。

ポップカルチャーの影響力って計り知れません。私も映画に出てきた言葉を日常使いしていますし、黒歴史をバラすなら、来たる告白の時のために、映画『幸福の条件』のセリフまで練習していました。

でも、私たちが意識せずに日常使いしている単語の発音までポップカルチャー、具体的には『新スタートレック』からきているかもしれないなんて知っていましたか?

Data(データ)」という単語がありますよね。この発音ってアメリカ英語とイギリス英語では異なって、アメリカでは基本的に「ダータ」、イギリスでは「データ」というのが一般的みたいに言われていたりします。私はかつて「データ」発音をしていたら、「ダータと発音してくれ」と注意されて以来、ずっとダータ派です。しかし、最近はアメリカでも「データ」発音するようになってきているらしいんです。で、この原因が、どうやら『新スタートレック』のパトリック・スチュアートにあるらしいんですよ。

この秘密は、今年初めに行なわれたBig Apple Comic Conのパネルディスカッションで『新スタートレック』の「Data少佐」役で知られるブレント・スパイナーが壇上した時に明かされました。

Video: NerdNewsToday/YouTube

どうやら、『新スタートレック』のパイロット版が撮影される前に、ジーン・ローデンベリー、リック・バーマンといった面子がハリウッドのシェラトン・ホテルに集まって本読みしていたらしいんです。その時、ジャン=リュック・ピカード艦長を演じたパトリック・スチュワートが、ブレント・スパイナー演じる「Data」の名前を「データ」と読んだらしいのです。スパイナーは「ダータ」だと思っていたので「え、どっちなの??」とその場で議論に。

その場で、ジーン・ローデンベリーが「最初に名前を言った人がその後の発音を決める」という新ルールを発令し、英国ヨークシャー育ちのスチュワートが発音した「データ」が使われることに。このせいで「データ」の発音がアメリカでも広まったのかもしれないというのです。そりゃまあ、7シーズン178話分も「データ」を耳にしていたら、刷り込まれますよね。

ちなみに、辞書などではどうなっているのかというと、Oxford English Dictionaryは「データ」で、Googleは英英と米英で発音を分けていますね。日本のweblioは米英に近い感じかなー。なんだか聞きすぎてどちらがどちらだかわからなくなってきた…。耳がdataのゲシュタルト崩壊してる。まぁ、最終的には通じればどっちでもいいよと思うんですけどね。

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