すべてのひとに使いやすく。
ウェブサイトは日々、たくさんの改善が行なわれ、ますますアクセスしやすくなっています。とはいえその多くは、頭の痛い法的問題に左右されたりするんですよね。なのでテック業界が率先して、自社製品にその利便性の改善を図るのは大変素晴らしいことだと思います。
特に「Google ドキュメント」のように、使用頻度が高い機能であれば尚更です。
Google ドキュメントの利便性向上
Googleの発表により視覚障害を持った人々でも、今後「Google ドキュメント」を簡単にリアルタイムで編集が出来るようになります。G Suite Updatesのブログ記事によりますと、ドキュメントのサイドバーにあるライブ編集が、スクリーン リーダーや点字サポートなどの支援技術と連携するようになる、とあります。

使い方
ユーザーは「ツール」から「ユーザー補助設定」にいくと、「スクリーン リーダーのサポートを有効にする」の下に「点字サポートをオンにする」、「共同編集者の通知をオンにする」といったものや、「拡大鏡のサポートを有効にする」という項目にチェックを入れることになり、その後「ツール」の3つ隣にある「ユーザー補助機能」から、「ライブ編集を表示」でサイドバーを出すことが出来るようになります。
この変更は8月20日から徐々に行なわれ、9月10日にはすべてに適用されるとのことです。
この種の機能は、もう何年も前から出回っていました。なのでGoogleがコミュニティー全体に自社製品をより効率的に提供することは、歓迎されるべき動きです。
Googleだけでなく、テック企業がこうした利便性向上の取り組みに努めており、「Google ドキュメント」の共同編集のように細かい編集作業でも、数百万人のユーザーが除外されないようにしています。
Source: G Suite Updates