このサイズだったら、どこにでも取り付けられるんじゃない? 磁石入りだし。
先週に大きく予告されていたInsta360の新型カメラですが、フタを開けてみたらやっぱりアクションカムでした! ということでニューモデル「Insta360 GO」の登場です。
今回は発表前に実機を触らせていただきました。撮影はできていませんが。価格は2万3800円です。
Insta360、だけど360°ではない

レンズ&センサーは片側だけにしかついていないため、360度全天球な映像は撮れません。それでもInsta360のブランド名だということに軽い驚きを感じましたが、些細と言えば些細なので次にいきましょう。

さすがにティザーの画像は、手の大きな手モデルさんに登場してもらったのでしょう。親指一つで隠すにはちょと無理がある。それでも49.4×21.4×14.85mmというサイズ、18.3gという軽さのアクションカムを作るとは。Insta360の技術力の高さに圧倒されます。防滴防塵性能はIPX4。

操作はとってもシンプル。撮影をするには本体をトンッとタップします。するとレンズの前にある景色を撮影開始。動画の場合、もう一度タップすると録画終了です。物理ボタンはありません。

シンプルといえば、充電や撮影データ転送もシンプルなんですよ。完全ワイヤレスイヤホンの用にバッテリーを内蔵した充電ケースが付属し、

スマートフォンのLightning / USB Type Cコネクタと接続してデータを転送します。短い動画であっても、BluetoothやWi-Fiでの転送には時間がかかるもの。ですがダイレクトならばスピーディでステキ!
撮影時間は、本体満充電で1クリップ20秒×約200クリップまで撮影できます。インターバルでの写真撮影も可能ですよ。


Insta360 GOの背面には磁石がはいっており、メタルな素材にはピタッと貼り付きます。この写真だと服に張り付いているようにみえますが、付属のネックレス型磁気ストラップを服の中に隠していたからなんですよ。眼前のシーン全域を捉えられる超広角レンズを用いたアクションカムだからできる撮影スタイルですよね。
見たら欲しくなる作例をどうぞ
写真は正方形のInstagram推奨正方形比率で2560×2560ピクセル。動画は2720×2720ピクセル 25p(40Mbps)を標準として、1600×900ピクセル 100fpsのスローモーション(15秒または30秒)にも対応。他にも30分ぶんの動画を5分にまとめるハイパーラプス、8時間ぶんの動画から9分の動画にまとめるタイムラプス、インターバル撮影でも撮影できますよ。
手ブレ...じゃなくて身体ブレですかね。6軸ジャイロスコープを活用したFlowStateによってかなり抑えられていて、すっきりと見やすい動画じゃないですか。

付属のピボットスタンドで机の上に置いての撮影もラク。紐や布にとりつけられる簡易クリップも同梱されます。
アクションカムというより、アクティブな「ライフログカメラ」かな
本体の性能、操作性から付属品にいたるまで、トータルでのユーザビリティを高めて日常で使えるウェアラブルカメラに仕立ててきたんじゃないでしょうかコイツ。スマホを取り出し、ロックを解除して、カメラアプリを起動して、シャッターを切るなんてフローをトントンで済ませちゃうんだもん。
令和時代のライフログムービーカメラとして使ってもいいかも。というのも専用アプリのフラッシュカット(自動編集)機能がなかなか賢いんです。その日に撮影したクリップのなかから、一日のはじまりにふさわしいクリップを冒頭に据え置き、一日の終わりっぽいクリップでシメる動画を作ってくれるのですから。
もち、ユーザー自ら細かく編集することもできますが、撮りまくって自動編集して即シェアして、翌日もまた撮りまくって…のルーチンで行ったほうが楽しそう。自分のなかでは何気ない一日だとしても、Insta360がナイスですね!なコンテンツに仕立ててくれるなら頼もしいじゃないですか。
Source: Insta360