「Wow」
ワーナー・ブラザーズが、キアヌ・リーブスの代表作と言えるSF映画『マトリックス』シリーズの続編を制作すると発表しました! オリジナル同様、キアヌはネオを、キャリー・アン・モスはトリニティを演じるのだそうです。
脚本、監督、製作総指揮を担当するのは、ラナ・ウォッシャウスキー。シリーズはすべてラナとリリーの姉妹(当時は兄弟として活動)で担当していましたが、今回はラナひとりの名前しか上がっていません。その代わり、脚本家のAleksandar Hemon とDavid Mitchellが脚本と製作をサポートすることになっているようです。
ワーナー・ブラザーズのトビー・エメリッヒ会長は次のように話しています。
「ラナとともに『マトリックス』を作ることをとても楽しみにしています。ラナは先見の明があり、独創的でクリエイティブな映画製作者です。マトリックスの新章を執筆、監督、製作することにワクワクしていますよ。」
第二作の『マトリックス リローデット』、第3作の『レボリューションズ』とストーリーが進むたびにスケールが大きくなった割に、ストーリーが少し間延びした感がある『マトリックス』シリーズですが、果たして第4作では第1作のようなサイバーで目新しい世界を見せてくれるのでしょうか。
私が願うのはただ一つ、お願いだから「アーキテクト」のセリフシーンみたいなのは今回は出さないで。ほら、映画の基本は「語らせるな、見せろ」ですから。それをあそこまでやらせるのは、むしろ「独創的」なのかもしれませんが、やっぱり『マトリックス』シリーズに期待するのはスタイリッシュなアクションとあの世界観ですから。ネオ棒立ちセリフシーンじゃありませんからね。
というわけで、ワクワクと多少の不安を残す『マトリックス』第4作製作発表。Varietyによると、製作開始は来年初め頃だそうです。
Source: The Verge