これだ! これだーい!
気がつけばスマホは圧倒的に縦使い。Instagramの影響なのか、スクロールは縦、写真も縦撮りが増えてきたここ数年。YouTubeも縦動画に対応しているし、もう縦だわ。…でも、動画を見るってなるとやっぱり横動画なんだよね。でも、持ちやすいのは縦なのよね。でも、でも! この縦横モヤモヤに画期的対応したのがモトローラの最新スマホ「Moto One Action」。縦持ちしたまま横動画が撮影できます! 米Gizmodo編集部が、いち早くMoto One Actionをチラっとだけ触ってきました。
縦持ちで横動画が撮影できるMoto One Action。まずは最大のウリであるカメラから。最近のカメラの主流ともいえるトリプルカメラモジュール。12MPのメイン、5MPの深度計測カメラ、そして16MPのアクションカメラ。このアクションカメラがMoto One Actionならではの魅力です。

通常のカメラと違い、アクションカメラで撮影できるのは動画のみ。強化された手ぶれ補正と、16MPから4MPまで落とした有効解像度で、全体の画質と暗所撮影を向上させました。最大の特徴は、端末内部のセンサを90度角度をつけて埋め込むことで、縦持ちしたままでランドスケープモード=横動画が撮影できるということ。これ、非常にシンプルなのですがかなり大きなインパクトがあります。撮影中はちょっと違和感ありますが、一度アップしてしまえば通常の横動画と同じ。見やすい。






その他スペックは、中価格帯端末としていいとこにつけています。オクタコアのSamsung Exynos 9609プロセッサ、RAMが4GB、容量は128GB+microSDカードで拡張可能。背面に指紋認証用のセンサあり、バッテリーは3,500mAh。ヘッドフォンジャックあり。6.3インチ(21:9)のディスプレイはパンチホールデザインで、12PMのセルフィーカメラを搭載。
OSはこのファーストルックで触った限りはコメントしにくく…。触ったモデルはAndroid Oneだったのですが、これはラテンアメリカ、中東版のOne Moto Action。アメリカではAndorid 9になるそうですが、Android Q/Android Rと少なくとも2アップデートには対応する予定とのこと。
ブラジル、メキシコ、ヨーロッパの一部で260ユーロ(約3万700円)で先行発売を予定。北米では10月発売予定。パールホワイト、デニムブルー、ティールの3色展開ですが、エリアによってリリースされる色は限定されるらしく、たとえばアメリカではホワイトとデニムの2色だけなんだとか。

これは楽しみな端末! これを機に、(iPhoneユーザーの私的に)縦持ち横撮影が他社にも広がってほしいななんてMotorolaに怒られそうなことを考えてしまいました、ごめん!