オフロード向けのeバイク!
イタリア製の自動車やバイクと聞くと、スタイリッシュというイメージがありますが、中には太いタイヤといかにも剛性の高そうなフレームで組み上げた、やたらゴツいeバイクもあったりします。
designboomが取り挙げているのは、MOTO PARILLAの電動アシスト自転車。これはカーボン・ファイバーとアルミニウムから成るフレームと、グリップを向上させるための極太タイヤを組み合わせたものです。
フレームにある大きなふたつの穴がとても印象的で、太いフロントフォークにスイングアーム、それにデッカいディスクブレーキも相まって単車みたいに見えますね。実際に人と並ぶと、こんな感じです。

搭載しているのは1000Wの高性能ブラシレス・モーター。このパワーを操るために、各パーツがゴツくてブっとくなっているのです。ほとんど自動二輪車と同じ理屈ですよね。
電動アシスト自転車というと街乗りってイメージですが、MOTO PARILLAは山でも雪でも、どんな悪路だって走破が可能となっています。
MOTO PARILLAによりますと、彼らが作るeバイクには4層のハンドメイド塗装と、最高のイタリア革職人によるシートを搭載し、モデル毎に生産数が限定されているとのこと。「MIMETICA」のみ限定生産ではないようですが、「LIMITED EDITION」は130台で、「Anniversary」は15台、それに好みのパーツでオリジナルの1台を組む「ULTRA」というのもあります。
値段はモデルとエンジンのワット数によりそれぞれですが、70万円台から100万円台、または受注生産の「ULTRA」だと指定したパーツに応じた額になるようです。
「カーボンSUVのeバイク」だというMOTO PARILLA。確かにタダモノではないので、そのお値段に納得です。
Source: YouTube (1, 2), MOTO PARILLA via designboom