知識は武器です。
現代社会において、雨後の筍のように現れては消える新しいサービスの数々。特にITやテクノロジーの分野では、光陰矢のごとし感があります。
IBMのWebメディアMugendai(無限大)に、さまざまなサービスを企画しつつ自らつくってしまうマルチなエンジニアが登場。その極意について語られていました。
よい企画にはテクノロジーの知識が必要。サービス設計に必要な4つのこと
記事に登場していたのは、大手SIerや「面白法人」として有名なカヤックなどでエンジニアを務めていた、瀬尾浩二郎さん。現在は独立し、株式会社セオ商事の代表です。
元々はエンジニアだった瀬尾さんですが、カヤック時代に企画を担当した経験から「テクノロジーを理解していることがよい企画につながる」と確信し、自分のスタイルを確立していったそうです。
そんな瀬尾さんいわく「サービス設計に必要なこと」は、以下の4点にまとめられるといいます。
1. タイミングを見極める
よくある失敗の原因は「早すぎる」こと。ただ流行はループするため、タイミング次第で再チャレンジ。
2. ユーザーテストを行なう
モックの段階からユーザーテストを行ない、軌道修正して成功率を上げること。実際に人を呼んでのテストはもちろん、最近ではオンラインでの依頼も可能。
3. リスクを把握する
例えば利用している技術が何らかの理由で使えなくなった場合に備え、代替となる技術の確保、または自分たちで開発するなどの想定をしておく。
4. 「新しいものに挑戦している雰囲気」をつくる
新しいAPIやプラットフォームが登場したら、試してみること。「柔軟につくっている雰囲気」「新しいことをやっていそうな雰囲気」があると、仕事の依頼が舞い込みやすい。

テクノロジーに関わらず、何らかのサービス開発に携わっている人には大変興味深いインタビュー。他にも、「企画に必要な4つのステップ」や、より良い社会のつくり方など、続きはMugendai(無限大)よりお楽しみください。
Source: Mugendai(無限大)