ミニステッキみたいでかわいくない?
先日、外国人観光客の方がデジカメで写真を撮ってたんですけど、そばに落ちてた葉っぱをサっと拾いレンズの前にかざして、なんとも手慣れた動きで前ボケを作ってるのを見て感動しまして。あれは慣れた者の動きですよ。
葉っぱやら金網やら、前ボケは障害物を良い感じのフィルターに変えてくれる力がありますよね。ケンコー・トキナーから発売される「OMNI クリエイティブフィルターシステム」は、そんな前ボケに特化したアタッチメントレンズ。見た目も画も面白いのですよ。
こいつはフィルターと同じようにレンズに取り付けられるアタッチメントレンズ。前面には3つの磁石(マグネットマウント)があり、ここに付属のエフェクトワンズをくっつけて、レンズ前面にワンズをかざすことで前ボケを発生させます。かざしギミック持ちフィルターのような感じですね。

当然、どんな形状のモノをかざすかで前ボケ効果も変わってきます。「ストレッチグラス」は光の縞をつけたり…。

回折フィルムをつかった「レインボーフィルム」は虹の反射を生み出したり…。

ギザギザした「クリスタルシーホース」はランダムな反射やフレアを映したり。ワンズのかざし方はマグネットの位置や向きで自由に変えられるので、どんな効果を作るかで試行錯誤できそうですね。
面白いのは写真だけでなく動画撮影でも使えるという点。上の動画のように、撮影中にワンズの向きを変えるだけでユニークな画が作れるのではないかと。なんなら取り付けたワンズを自分で加工したり、さらに何かをくっつけることで好きなアイテムを前ボケに使ってやるのもよし。もう片手で葉っぱを保つ必要はナッシングなのです。
フィルター径62〜82mmに対応した「OMNIクリエイティブフィルターシステム ラージ」、49〜58mmに対応した「OMNIクリエイティブフィルターシステム スモール」の2種類がラインナップ。価格はともに1万3500円。また、新たに3つのワンズをセットにした「クリスタルエクスパンションパック」が7,300円で販売されます。
発売日は2019年8月23日(金)。いつもの撮影がちょっと物足りないな〜と感じてきた人は、光学的なアソビを楽しんでみるのはどう?
Source: PR TIMES