あれば便利なはず。
Apple Watchではすでに使える、トランシーバー機能。海外報道によれば、iPhone向けにも実装が予定されているようなのですが、現在計画は棚上げ状態となっているそうです。
Informationによると、iPhone向けのトランシーバー機能では900MHz帯を用いることでセルラー通信を利用せずに、相手のiPhoneに直接テキストメッセージを送ることが可能な模様です。「Project OGRS」と呼ばれているこの機能は、Apple(アップル)とintel(インテル)が共同で開発をすすめていました。
今回の報道では、どれだけこの機能の開発がすすめられていたのか、あるいはなぜ計画が棚上げされているかの理由ははっきりしていません。しかし、Appleからプロジェクトの主要人物ことRubén Caballero氏が抜けたことが、その要因だとも触れています。
またそれだけでなく、Project OGRSがintelのセルラーモデムに依存していた機能だったことも、原因の一つだと想定されています。なお、Appleはモデム供給でQualcomm(クアルコム)と和解した後、モデムの自社開発に踏み切っています。
一方で、Appleはintelのモバイル向けモデム事業を買収しています。もしかしたら、これによりまたProject OGRSが再始動されている可能性もあるかもしれませんね。
Source: Information via 9to5Mac