大事なことを最初に言っておきますが、シン・エヴァはたぶん大丈夫。
本日、株式会社カラーより『シン・ウルトラマン』の映画化が発表されました。2021年公開予定で、本作では樋口真嗣氏が監督となり、庵野秀明氏は企画・脚本として参加。『シン・ゴジラ』を大成功へと導いたタッグがもうひとつの特撮の歴史たるコンテンツへ挑む!
いやぁ〜燃える!
ひょっとしたらウルトラマンも?な〜んて夢物語を抱いたこともありましたけど、まさか現実になるとはねぇ。
かつてウルトラマンだった人物が脚本を手掛ける。期待しかない
庵野さんといえば、大阪芸術大学時代に作ったウルトラマンのオマージュ作品で、ライバルの島本和彦先生がなぜか大きなダメージを受けたり、アマチュア映像制作グループDAICON FILMでは、やはり自主制作でウルトラマンオマージュの作品を作って(さらにウルトラマン役で出演する)しまうほどの無類のウルトラマン好き。
株式会社カラーのタイトルロゴのSEもウルトラマンですし、エヴァ本編や劇場版でも「光の巨人」たる演出も散見されます。そんなウルトラマンLOVEが参画する。しかもガイナックス時代よりの盟友、樋口真嗣監督との『シン・ゴジラ』タッグとなれば、そりゃぁ出来上がる作品への期待も否応なく高まるってもんです。
庵野監督はシン・エヴァ完成後にチームへ合流
でも、こうなるとみんな気になるのが、…シン・エヴァ。
こっちにかかりっきりになっちゃったら、庵野さんが監督を務める『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はどうなるのよ!ってところですよね。こちらはおそらく…ですが、制作に影響はなさそうな予感です。
カラーからの発表によると、脚本検討稿は2019年2月5日にすでに脱稿していて、庵野さんは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の完成後に樋口真嗣監督率いる樋口組に合流する予定とのこと。
『シン・ウルトラマン』の公開時期は2021年を予定しているとのことなので、2020年6月公開予定のシン・エヴァが一区切り付いたらって感じですね。でも、ハードワーク続きにゃ違いない。
カラーが創業10周年記念で公開した「よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)」を見る限り、庵野さんにはあまり無理はしてほしくない気もする反面、樋口×庵野ウルトラマンに、期待するなというのが無理なので…。無理しない程度に頑張ってね…と祈る気持ちでいっぱいです。
島本和彦先生のリアクションに期待(個人的に)
まったくもって、個人的な思いがもうひとつ。
やめろ庵野ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼️‼️‼️
— 漫画家島本和彦 (@simakazu) November 12, 2017
シン・ゴジラを見たときの島本和彦先生の絶叫を、再び聞くことができるかもしれんぞ。しかも因縁のウルトラマンで! と思うと感無量です。シン・ゴジラのときにまさか実現した絶叫上映会の開催が期待されてなりません。
絶叫の経緯は島本先生の「アオイホノオ」をどうぞ。ドラマ化もしています。
『シン・ウルトラマン』みなさんは期待していますか? 下のWant/Stayボタンから教えてください。
Source: 株式会社カラー