未来のトラックは半透明になる。死角を消すカメラテクノロジー #楽天オプティミズム

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  • author 金本太郎
未来のトラックは半透明になる。死角を消すカメラテクノロジー #楽天オプティミズム
Photo: ギズモード・ジャパン

半透明ってマジックミラーとかじゃないよ。

7月31日~8月3日にかけて開催されている、楽天のイベント「楽天オプティミズム」。イベント会場には5Gをはじめとしたテクノロジーの展示もあったのですが、エレマテック株式会社ブースの展示が面白かったのでご紹介します。

トラックの死角をまるっとなくす

展示されていたのは、トラックの4隅に魚眼レンズを設置し、クルマの周囲360度の映像を合成する市光工業開発の「3Dサラウンドマルチビュー」。似たような技術は市販のクルマでもありますけど、カメラの位置が高いことや、レンズの画角の広さ、映像の合成技術により、より自然で広範囲の映像を作り出せています。トラックは死角が多いので、安全のために大小さまざまなミラーで死角をチェックしなきゃいけないのですが、このモニターならひと目でクルマの周囲の状況を把握できますね。ミニバンとかにもよさそう。

ゲームみたいにクルマを外から見下ろす視点を合成

特に面白かったのが、360度映像にクルマの3Dモデルを合成した画面。車体の位置をはっきりさせることで、まるでゲーム画面のような俯瞰視点でクルマの周囲の状況を確認できます。

仮想カメラの視点はぐるぐる回せて、クルマのモデルを半透明で表示させられるので、周囲の安全をすごく確認しやすくなりそう。

5Gとの組み合わせでさらに輝く技術

surroundview
Photo: ギズモード・ジャパン

この視点を5Gの通信技術と組み合わせれば、クルマの遠隔操縦がめちゃスムーズになりそうです。ほぼゲーム画面ですもんね。

いまある自動運転のAIは、高速道路など限られた環境でならうまくクルマを扱えますから、ごちゃごちゃした一般道は5G経由の遠隔操縦で人間がドライブし、高速道路に入ったらAIにおまかせ...という運用ができそうです。

また、「3Dサラウンドマルチビュー」はクルマだけでなく建築や土木工事を行う重機への採用も考えられていて、土木技術者の不足にも対応できるとのこと。これからの応用が楽しみな技術です。

Source: 市光工業株式会社 , エレマテック株式会社

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