各国の航空会社、リコール対象機に関係なくMacBookの航空機持ち込みを続々厳格化

  • 38,570

各国の航空会社、リコール対象機に関係なくMacBookの航空機持ち込みを続々厳格化
Image: Justin Sullivan/Gettyimages


MacBook全面禁止措置?

そりゃないですよね。13インチの人はいいんですか? 対象機じゃない人はよかったんじゃないの? 持ち込めないとか搭乗前にいきなり言われちゃったらあせりますよね。あせるどころでなく、困ります。たしかに飛んでいる最中に荷物庫から火が出たら大変ですから、発火する危険があるものは預け入れ荷物には入れないという安全策は当然といえば当然といえますが。とりあえず、持ち込み手荷物にすれば大丈夫な航空会社とリコール対象端末は持ち込みすら禁止な航空会社とあるようです。


15インチのMacBook Pro の一部に、火災が発生する危険性のある不具合バッテリが搭載されているリコール問題をめぐり、15日にもこちらの記事で報告していますが、これ以来、飛行機へのMacBook製品の持ち込み制限が各航空会社とも、さらに厳しさを増しているようです。Appleが公式に発表している不具合バッテリの搭載端末は「限定的数量」とされています。全部に不具合バッテリが搭載されているわけではないのです。しかし、持ち込む端末がリコール対象であるかないかにないにかかわらず、複数の航空会社がすべてのApple製コンピュータまたはすべての15インチモデルを「預け入れ荷物」として航空機に持ち込むことを禁止する動きがあるようです。

機内に持ち込む手荷物の中に入れてね派

Bloombergの報告によれば、 Qantas Airways(カンタス航空)Virgin Australia(バージンオーストラリア)もMacBook Proは預け入れ荷物としての持ち込み禁止を決めているようです。Qantasのスポークスパーソンに米ギズモード編集部がメールでインタビューしたところ、「今のところ、Apple(アップル)のリコール発表を受け、これから特段の通告が発表されない限りは、15インチのApple MacBook Proは持ち込み手荷物として航空機内に持ち込んでいただく必要があります。また機内ではスイッチをオフの状態にしていただきます」とのこと。

その一方でVirgin Australiaは、公式ウェブサイトの「危険品目」のページのトップに重要な情報としてApple Macbookについての警告を記載しています。

Screenshot2019-08-31at16.01.07
Image: Virgin Australia ウェブサイト

「Apple社のバッテリーの世界規模のリコール発表に基づき、すべてのMacBookモデルは手荷物でのみ受け付けます。これから特段の通告が発表されない限りは、Apple MacBookは機内預け入れ手荷物としてはお持ち込みできません

こうした扱いをMacBookが受ける背景

Appleが任意でリコールプログラムを発表したのは6月のこと。リコールの対象となっているのは、2015年9月から2017年2月の間に販売された15インチRetinaディスプレイモデルの MacBook Proです。リコールの対象となるモデルは無料で修理すると発表し、「Appleユーザーの安全は常にAppleの最優先事項である」とも付け加えています。

このリコールに際して航空会社がとった措置について、米GizmodoではAppleにコメントを求めていますが、未だに回答はありません。 Singapore Airlines(シンガポール航空)と Thai Airways(タイ航空)もまた、最近MacBook Proについてのポリシーを策定しています。

全面持ち込み禁止派も…

先週末の発表によれば、Singapore Airlinesにいたっては対象のモデルは預け入れ荷物としても、「バッテリーの安全を実証するか、製造元でバッテリーを交換してもらうかの、いずれかができなければ」機内持ち込み手荷物としても航空機に持ち込むことはできないとしています。 Bloomberg によればTUI グループ航空、トーマス・クック航空、エールイタリ、エア・トランザットもMacbook Proの持ち込み禁止を決めています。これら4社のカーゴはTotal Cargo Expertiseによって管理され、すでに内部文書ですべてのスタッフに「リコール対象機は当社が貨物を取り扱うすべての航空会社におけるすべての航空機で持ち込みできない」と通告しているようです。

アメリカ連邦航空局欧州航空安全機関の両方はAppleのリコール発表直後、ただちに航空会社にリコールについて通達しているとしています。アメリカ連邦航空局は7月に米国の航空会社に警告を発しています。

リコール対象となる端末は、Appleのウェブサイトにシリアル番号を入力することで検索できます。でもMacBookが持ち込まれるたびに、ひとつひとつ端末のシリアル番号を調べてたんじゃ、時間がかかり待ち時間が長くなってしまいますよね。でも、MacBookは全てダメとするのもいささか過剰反応なのではないでしょうか。


さながら2016年のSamsung Note7の悪夢の再来ですね。MacBook Proは旅行に便利だけあってわたしもふだんはPCを使っていますが出張はいつもMacBook Pro...。ちなみに昨日フランスからロンドンに飛行機で移動し、MacBook Proを携帯しましたが特になんの警告もなく、何も言われませんでした。 航空会社によるんですね。みなさまもお出かけの際は、特に長距離フライトの場合は事前にしっかりとご確認を〜。

      あわせて読みたい

      powered by