寝ている間にAmazon祭り!
日本時間26日深夜、アメリカはシアトルで開催されたAmazon新製品発表会、Amazon Devices Event – September 2019。Echo新シリーズはもちろん、噂されていた完全ワイヤレスイヤホンや、魔法使いみたいな照明器具に、オーブン、さらにメガネまで登場して、なかなかびっくりしました。
以下、発表されたプロダクト全リストです。当たり前ですが、もちろん全端末Alexa対応です。
Echo Dot(日本でも発売)

一目でわかるアップデート、時計がついた! イベント現地に居るCNETによれば、Echoのメッシュデザインの後ろにLEDスクリーンが1枚かんでいるとのこと。時間だけでなく、Alexaに聞けば温度表示もしてくれます。
60ドル。6,980円(日本では2019年10月16日発売)。
Echo(日本でも発売)

Echo Plusぽい見た目だけど、これは新Amazon Echo。ネオジムドライバ、3インチウーファー、音量アップで全体の音はもちろん、ベース音も良くなったとのこと。Alexa新機能としてAlexa Guest Connectが登場。これは、自分の家のEchoでなくてもリモートアクセスで自分のプレイリストを繋げるという機能。つまり、Echoユーザーのお友達の家に行って「私のプレイリストに繋いでもイイ?」ができるということ。友人とBGMでモメそうです。
100ドル。1万1980円(日本では2019年10月16日発売)。
Echo Studio(日本でも発売)

今年のメインプロダクトの1つ、Amazonいわく「Amazon史上最もイノベーティブなスピーカー」だそうです。Sonos OneとAppleのHomePodをライバル視してます。Dolby Atmos対応で、4K Fire TV端末と連携可能。3つのミッドレンジスピーカー、5.25インチベースドライバ、ベースポートあり。Amazonいわく、ユーザーはStudioをコンセントに繋ぐだけ、あとは端末がお部屋環境を読み取って3Dサウンドをお届けしますとのこと。
200ドル。2万4980円(日本では2019年12月5日発売)。
Amazon Flex(日本でも発売)

コンセントにそのままぶっ刺して使うスピーカー。ある意味、壁掛けスピーカーのような。ただ、音楽を聞くというよりは、Alexaと連絡をとるという任務がメインの使用想定。電源を完全に塞いでしまわないよう、USBポートありなので他端末も充電できます。近々周辺アクセサリ(廊下用ナイトライトやモーションセンサーなど)もリリース予定。
25ドル(予約受付中)アクセサリは15ドルからを予定。2,980円(日本では2019年11月14日発売)。
以上、日本でも発売される新Echo製品でした。Amazon.co.jpの一覧ページはこちらより。以下、日本では発売が決まっていないけど、アメリカでは発売される新製品をどうぞ。
Echo Show

スクリーン付きスマスピEcho Show 10とEcho Show 5の中間サイズとして、Echo Show 8が登場。名前の通り8インチのHDスクリーンです。iPad Echo Dotで使えたペアレントコントロールありキッズ向け機能FreeTimeが、Echo Showにも対応。子ども向け動画や、保護者から許可を得た連絡先とビデオ通話などが可能。
130ドルから(アメリカでは予約受付中)。
Echo Glow

Alexaファミリー新メンバーGlowは、夜にぼわっと浮かびあがるように光るライト。子ども向け路線のプロダクトです。ライトは炎のように強弱をつけたり、カラーを変えたり設定で変更可能。おやすみタイマーもついてます。
30ドル(アメリカでは予約受付中)。
Ring Stick Up Cam

Ringシリーズの新作はStick Up Cam。屋内外で使えるカメラは1080p HD対応、モーション感知、ナイトビジョンつき。電源は、コンセント・バッテリー・ソーラーパワー系アクセサリに繋げます。
100ドル。
Ring Indoor Cam

カメラもう1つ。お家の中用のカメラ。低予算でお家のセキュリティを強化できるアイテム。
60ドル。
Amazon Smart Oven

去年電子レンジが登場してビックリしましたが、今年もキッチン家電ありました。Smart Ovenは、オーブン、レンジ、フライヤー、保温の4役をこなします。もちろんAlexa対応。
250ドル(アメリカでは予約受付中)。
Echo Frames

今年の発表会で、Appleで言うところの「One More Thing…」的に登場したのがコレ、スマートメガネです。家でも外出先でもメガネからAlexaこんにちは。カメラやディスプレイはなく、イヤフォンの役割をかねたメガネ。BoseのFramesと同ジャンルです。
Echo Framesは、Amazonの「Day One Editions Initiative」プログラムの一環。数限定で新しいプロダクトを出し、ユーザーからのフィードバックで今後の生産状況を決めていくというもの。なので、現段階では一般販売はなく、一部限定ユーザーのみへのリリース。
180ドル。
Echo Loop

指輪です。画像のお父さん、よく見るとつけてます。ミニミニサイズのマイク2つとボタンがついたスマホと連動して使うAlexaリング。Alexa発動時(ユーザーの声を聞いている状態)に、指輪が振動して通知、そのほか電話なども指輪振動通知可能。これも一般販売はなく招待制購入のみ。
100ドル。
Echo Buds

初Alexa連携のワイヤレスイヤフォン登場。バッテリー持ちは単体で5時間、ケースと一緒なら20時間。Boseのノイキャン内蔵。Alexaだけでなく、SiriがGoogleアシスタントにも対応。AppleのAirpodsより安く、Samsung Galaxy Budsと同プライス。
130ドル(アメリカでは予約受付中、10月発送予定)。
Amazon Eero

今年初めにAmazonが買収したWiFi企業Eeroからも新プロダクト。デュアルバンド、TrueMeshテクノロジ対応。サブスクサービスEero Secure・Eero Secure+も追加可能。
100ドル、3パックセット250ドル(アメリカでは販売スタート、11月にはヨーロッパで発売予定)。
Ring Fetch

来年発売予定、オマケ的に発表されたプロダクト。犬(ペット)の首輪につけることで、犬が指定範囲外に出ないかをトラッキングできるタグ。
Source: Amazon