そして よがあけた!
午前10時、Apple 福岡がオープンしました! Apple(アップル)が日本の直営店を拡大していく取り組みのなかのひとつで、いま日本に展開している9つのApple直営店のなかで最新のものです。タウンスクエア型と呼ばれる最新のデザインが適用されたストアでもあります。
今朝の福岡・天神は、昨夜の雨のあとを少し残しているような湿気を感じる暑さ。日差しもあって午前10時のオープン時におよそ600人いた行列客からすると9時くらいから「暑い……」と声が漏れるような気持ちだったんじゃないでしょうか。取材の後半ではちょっと汗ばむ感じでした。

さてさて、外観の特徴は幅18.5メートル、高さ8メートルのガラス。そしてその上にある木製のひさしがAppleの推しというのはきのうの夜お伝えしましたね。この広くて高いガラスは本当に気持ちがいい。
そして中に入ると……

ほとんど見えてましたが、Apple 福岡は広々としたワンフロア構成です。日が差し込んで気持ちがいい。
正面にあるビデオウォールはぼくの見たとこだと表参道のビデオウォールと同じ大きさ。つまり国内、いや世界でもかなり大きなサイズのはず。だけどミラーフィニッシュではありませんでした。

ビデオウォールの前からこんにちは。毎日行なわれる無料セッションToday at Appleが行なわれるフォーラムは、タウンスクエア型のストアにある木と皮の椅子が並ぶおなじみのもの。



そして、この写真の左側は、さきほどの木製のひさしがそのまま店舗のなかの天井と同じ素材で、中と外が繋がっているような印象に。大きいガラスは街とストアの境界をなくす目的もあるんです。

そして右側のビデオウォールの上には障子スクリーンがあるのもお忘れなく。実のところあんまり障子には見えなかったけど、あるのとないのとではまたちがう雰囲気だろうことは想像できます。

そしてApple 福岡の奥には、竹と苔の庭があって、洋なストアデザインと反発しない和が取り入れられています。丸の内のストアにも竹はありましたけど、こちらは庭が設けられて苔の演出もあるのでグッと雰囲気がいい感じに。これはいい。

そして何気にこの木と皮の組み合わせのベンチって初登場では?

フォーラムの両サイドにも大きいサイズでひとつずつありました。6〜8人くらいが座れそうなサイズ。

そしてビデオウォールの裏側には普段は入れないエリアへの入り口が。Apple Storeのファンならもうおわかりですね。

BOARD ROOM(ボードルーム)です。上のミラー仕上げのとびらを通ると地下への階段があり、その先にBOARD ROOMがあります。BOARD ROOMは商談をする部屋でいわゆる一般の直営店のお客さんは入れない部屋なんですね、残念だけど。ここは企業とかアプリビジネスを考えているAppleのパートナーが話す部屋なんです。

HomePodとApple直営店ではおなじみの人工大理石。

Appleファン憧れのHIROSHIMA。

部屋の構成はApple 京都や渋谷、丸の内にあるBOARD ROOMとほぼ同じ。Apple本社の会議室を再現していて、壁にはSteve Jobs Theaterのデザイン画が飾られています。なぜかここ福岡にはデザイン画だけで写真はありませんでした。
で、奥に見えるでしょうか?

ソファースペースのもっと奥です。

ここにも竹と苔が! おしゃれともちがうし、なんと言ったらいいのかぼくの語句のなさが露呈するわけですが、なんだかいい感じの和な空気。

見上げると日が差しています。

では恒例の「もちろんお店の機能もありますよ」の当たり前のことを言っておくコーナーです。

(なんだかApple直営店取材のながれがだいたい同じになってる気がする……)

たくさんのiPhone。なんとかフォビア?

ででん。

Apple Watchのボディとバンドが自由に選べるApple Watch Studioも。

11のグリーン、人気色っぽいよ。




オープン直後のようす。



Appleの裏側(恒例)。

Today at Appleもうやってました。

で、おみやがこちら。トテことトートバッグとピンバッジ、ステッカーのセットでした。
というわけで、九州では唯一のApple直営店となるApple 福岡がオープンしました。これからは九州からのApple愛を一手に引き受けるわけですな。
あ、そうそう。Apple 福岡を正面に捉えると、上の方に見える赤と白の鉄塔、NTTのものだそうです。
取材協力:Apple