ど・れ・に・しようかな。
今回は難しい! わたしもiPhone 7からの買い替えを考えてますが、安さをとるか、機能をとるか。かわいさをとるか、品質に迫るか。大きく別れたふたつのチョイスは、さすがAppleです。消費者の心をつかんでますね。以下米Gizmodoの翻訳をご覧ください。
iPhone XRは、米国では2019年の上半期ですでに他の機種の出荷台数を上回ったとされているほどの売れ行き。ということで、2018年のAppleベストセラーiPhoneが、もっとも値段を抑えたiPhone XRだったとしたら、2019年は?...Appleがこの結果に目をつけないはずがありません。9月10日に発表された新しいiPhone 11もXR路線で「アフォーダブル(お手頃価格)」にフォーカスしたようです。iPhone XSとXS Maxを踏襲してダブルカメラを搭載。フラグシップ機がかすんで見えるほど、値段のインパクトは大きかったといえるでしょう。
iPhone 11=6.1インチLCDモデル
今回「R」がついた機種はなし。iPhone 11は、iPhone XRと同じ液晶「Liquid Retina」 LCDディスプレイ。OLEDではありません。サイズは6.1インチとなり、3D Touchを廃止した代わりに画面を長押しすることにより可能となる機能を広げるハプティックタッチを搭載してきました。さらに、iPhone 11はヘッドホンをつけないスピーカー派のために、新たに空間音響をシミュレートするソフトウェアとDolby Atmosでサウンドも向上させています。
XRに欠けていた「デュアルカメラ」を搭載
iPhone X、XS、XS Maxに対し、 iPhone XRに欠けている点はメインカメラがデュアルでない点。 シングルカメラとセンサで機能に差が出ています。カメラがデュアルでないぶん、XRはポートレートモードの撮影で分が悪いのです。 被写界深度の分析はAIとソフトウェアを頼りにしています。
高い防水・防塵性能
新しいiPhone 11は水面下ですら使用が可能な防水・防塵「IP68」になり、最大2m、30分間水に沈めることができるようになっています。でも、一緒に水泳するのはちょっと気がひけますけどね。

超広角カメラ×広角カメラのデュアルカメラ
iPhone 11には背面に12メガピクセルのカメラ2台が搭載されています。ひとつは26mmの広角カメラで、もうひとつは13mmの超広角カメラ。2倍の光学ズームも可能。
夜景モードにも対応
新しいダブルカメラでiPhone 11はAppleのすぐれたポートレートモード機能をシミュレーションなしで使いこなせる仕様に。新機能のHigh Key Monoとこれまた初めて登場したナイトモード(夜景モード)で、GoogleのPixelシリーズに対抗しています。もっとも便利かな、と思うのはiPhone 11の新しい「QuickTake」機能でしょう。写真モードと動画モードを切り替えることなく、シャッターを押すだけで動画と写真を切り替えられるモードのようです。
セルフィーカメラも性能&機能アップ
iPhone 11のセルフィーカメラもまた機能向上しています。12メガピクセルのカメラはリアカメラと同様スローモーションビデオも録画できるようになり、60fpsで4K動画を撮影できます。もはやただのセルフィーじゃない。それも、Appleの新しいA13 Bionicチップによるもの。現行のスマホで最速のGPUといわしめる出来のようです。Appleはゲームにも力を入れているため、ハードウェアを強化してデベロッパを振り向かせようという魂胆なのかもしれません。
価格は7万4800円から、発売日は9月20日
iPhone 11は64GBモデルで699ドル(日本小売価格7万4800円)。iPhone 11 Proのベースモデルの999ドル(日本小売価格10万6800円)よりも300ドルも安くなっています。カラバリはグリーン、ブラック、ホワイト、イエロー、パープル、 また(HIV/AIDSの研究をサポートする)Product REDもあります。128GBと256GBから選べます。(現時点ではそれぞれの値段は未定)iPhone 11は9月13日からプレオーダー開始。 店頭に並ぶのは20日より。