いいね!の数がFacebookで表示されなくなるかも? どうやって自分の価値を決めればいいの?

  • author Alyse Stanley - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
いいね!の数がFacebookで表示されなくなるかも? どうやって自分の価値を決めればいいの?
Image: Justin Sullivan (Getty)

むしろ表示がない方がいいね!

今月はじめのこと、いいね!数表示撤廃を計画していたFacebookが、実装したらどうなるのかプロトタイプを作りました。そしてまず、オーストラリアのユーザーを対象に、木曜日から公式に試用を開始したのだそうです。

Facebookの広報担当者は、米Gizmodoにこう語ってくれました。

我々は限定的なテストを実施しており、Facebook全体でいいね! 、反応、動画の視聴回数を非公開にしています。私たちはフィードバックを集めて、この変化が人々の体験を改善するかどうか理解を深めることになります

画面に大きな違いはない

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Image: Facebook

画像の左は現状の形式で、右が試用中のユーザーが見る画面です。比べると、何人が反応を示したのかという数字が表示されていません。しかし他人に見えないだけで、投稿したユーザー自身は自分の投稿に付いた合計数を見ることができるのだそうな。

ついつい他人の投稿と自分の投稿の人気を比較しちゃうスタンプ、いつまでも悶々と気になっちゃいますよね。Facebookはこれをなくせばユーザーがよりオープンに自分を表現して、快適なプラットフォームになるのでは、と期待しているわけです。

これはユーザーがいいね!数の競い合いに命を燃やすのではなく、ピュアに投稿内容について感じた印象でスタンプを押すように仕向ける意図もあるかもしれません。

インスタではこの仕様が拡大中

またFacebookは、4月から傘下のアプリであるInstagramでも同様のテストを行なっています。とはいえ、木曜日に発表されたテストはFacebookのニュースフィード・チームが運営するまったく別のものだそうです。

FacebookはInstagramのこのテスト結果を公表していませんが、Techcrunchいわく7月に6カ国でも同じテストが追加されたとのことなので、それを踏まえると好意的な反応があるんじゃないかと予想できます。

SNSテックの巨人自らがいいね戦争に終止符を打つ

Facebookはほかにもいろいろな問題を抱えていたりしますが、とりあえず彼らは我々ユーザー目線に立って、健康的なネット生活がどうあるべきかを理解し始めたようです。

心理的に、他者と比較しなくて良いということは、自分の投稿に付いたいいね! 数に気持ちを左右されることが減り、大なり小なり心の平安を手に入れることができるかもしれません。たかだかインターネットの親指の数に翻弄されるだなんて、ホントに時間のムダです。そんな馬鹿げた競争を引き起こした張本人が、その戦争に終止符を打つべく先頭に立つのは、当然のようでいて、やっとか、という思いもなくはありませんが…歓迎されるべきことですよね。


最近は、世界中の絶景がインスタグラマー汚染ですごいことになっていますし、Twitterのリツイートを作った男性は激しく後悔しています。一時期はバイトテロなんかも頻発していましたし、悲しいかな、人々のモラルはSNSの恩恵に与れるほど成熟していないのが現状なのです。自ら生み出した不穏の種子は、自ら摘み取るしかありませんね。

Source: Techcrunch

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