見た目も味も牛肉と同じらしい...食べてみたい。
植物由来の人工肉を製造・開発する会社「Impossible Foods」が手がける植物肉「Impossible Burger」がついに完成、カリフォルニア州のスーパーで販売開始しています。

本物の牛肉と見た目の違いもないことに加え、「大豆レグヘモグロビン」という原料のおかげで、味も牛肉そのものだということです。Impossible Foods社は、世界の牛肉の消費量を減らすための製品を作ってきましたが、これまではレストランやファーストフード店などを通じてしか消費者は製品を食べることができませんでした。というのも米国食品医薬品局が大豆レグヘモグロビンの完全認可をするまでに時間がかかってしまったという経緯がありました。
今年の7月、米国食品医薬品局は火を通した製品に対してはGOサインを出したことで、Red Robinなどのアメリカのチェーンレストランで植物肉を出すことが可能となったわけです。そして2019年の年末までにはアメリカ国内すべてのバーガーキングでも植物肉のバーガーが食べられるようになるとのこと。
そして今年の8月、米国食品医薬品局がついに大豆レグヘモグロビンが火を通してなくても安全だと認可したことで、Impossible Foods社の植物肉販売の扉が大きく開き、一般消費者も生の状態でスーパーで購入できるようになりました。
Impossible Burgerの販売は今の所南カルフォルニア(サンディエゴ〜LA)のスーパーマーケットチェーンGelson’s Markets全27店舗で開始されています。今後、他のスーパーにも広がっていき、東海岸でも販売が予定されているそうです。果たしてこの植物肉、海を超えて日本にもやってくるんでしょうか?