アプリでMacのバタフライキーボード不具合の応急処置! でも3日もあれば修理してもらえるよ

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  • author David Nield - Gizmodo US
  • [原文]
  • 中川真知子
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アプリでMacのバタフライキーボード不具合の応急処置! でも3日もあれば修理してもらえるよ
Photo: Gizmodo

超タイムリーな話題。

つい先日、私は愛用のMacbook Air(2018年購入)のバタフライキーボードを工場で直してもらったばかりです。それまでSとIとOが一回しかボタン押してないのにダダダダダダっと複数入力されちゃって、小さい「っ」だらけになっていたのですが、直って一安心。修理に出して戻ってくるまでに3日、しかも金曜日に出して日曜日の午前には手元に届いたので助かりました。

でも、3日も修理に出すより自分でチョチョっと直したいと思う人もいるでしょう。仕事に穴を開けられないのに不具合出ちゃった場合なんかは応急処置したいですからね。

そこで、米Gizmodoは、以前9to5Macが取り上げた、反復入力を識別してブロックしてくれる無料アプリの「Unshaky」をお勧めしています。このアプリはメニューバーに常駐し、キーに問題がある場合、そのキーを無効にすることができます。無効化した反復入力の回数までカウントしてくれるので、どれほどバグっていたのかも一目でわかります。

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Image: Gizmodo

Appleは、ラップトップを斜めに持ち上げて、キーボードから1.5センチほど離してタテヨコナナメにエアダスターをシュッシュすることを公式にお勧めしていました。

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Image: Apple

しかし、David Nield記者曰く、あまり効果的ではなかったとのこと。即効性を感じることができるのは、断然「Unshaky」だと伝えています。ちなみに今年の5月に出たMacBook Proには4回目のマイナーチェンジとなる新しいバタフライキーボードが搭載されていて、4年目にしてやっと問題が解決...したと願いたい。ただ、このモデルも今回の修理プログラムの対象に含まれているんですけどね。

Appleの修理、かなり迅速対応でした

紹介した方法はあくまで応急処置なので、ちゃんと直すならAppleのキーボード修理プログラムに出すことを強くお勧めします。2015年のバタフライキーボード搭載ラップトップ(詳しくはHPで)が修理対象で修理期間はたったの1日なんですよ。

私(中川)もつい最近修理に出したばかりです。Appleのサポートに連絡して修理を依頼すると、その場でサポート担当者がクロネコヤマトのコンピューター集荷サービスを予約してくれました。クロネコヤマトさんにはラップトップ本体を渡すだけ。しかも、修理報告書が「Apple公式クリアファイル」に入ってやってくるという、うれしいサービス付き。

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Photo:中川真知子
ファイルに入ってきた
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Photo:中川真知子
サポートに連絡したのは18日、20日に集荷で21日には作業が終わって22日日曜日には届いた

集荷修理配送費用かかりません

あのとんでもなくイライラさせられるバタフライキーボード不具合は早々に対処するのが吉。すぐに工場に送れないと言う方は是非「Unshaky」を入れ、時間ができたらサポートに連絡してみてくださいね。

余談:Appleさん、丁寧で迅速な対応、ありがとうございました。おかげでキーボードは好調です。間髪入れず「修理完了」「出荷完了」のメールが届いた時は、思わず目が滑りました。

Source: Apple, 9to5Mac