買い時がわからん…!
毎年改善される、ディスプレイ技術。海外からの報告が正しければ、ミニLED(Mini-LED)方式のディスプレイを搭載したハイエンドiPadやMacBookが、それぞれ2020年第4四半期(10月〜12月)から2021年第1四半期(1月〜3月)と2021年第1〜第2四半期(1月〜6月)に登場するかもしれません。
実績あるアナリストことミンチー・クオ氏によると、新型iPadやMacBookに搭載されるディスプレイには、約1万個ものLEDが使われる、とのこと。Apple(アップル)の高級純正ディスプレイ、Pro Display XDRのLEDの数が576個なので、いかにミニLED方式のディスプレイが微小なのかがわかりますね。なお報告では、1個のLEDのサイズは200ミクロン(0.2mm)以下だとしています。
これにより、デバイスの薄型化と軽量化、色の正確性、コントラストの向上が期待されるといいます。さらに、有機ELディスプレイで発生する焼き付きを防ぎ、現在iPhoneに有機ELディスプレイを供給しているSamsung(サムスン)への依存を軽減させる意味もあるとしています。
このようなミニLED方式ディスプレイの採用については、クオ氏は以前にも似たような報告を提出していました。上記のようなメリットが本当であればまさに夢のようなディスプレイですが、一方で製品価格や故障率の上昇がないかどうかも、気になるところです。
報告によれば、ディスプレイはおそらくLGが提供しますが、それ以外のサプライヤーからの部品供給もありうるそうです。今年のMacBook Proの16インチ化の噂といい、買い時が悩ましいですね。
Source: MacRumors