いや、まずはとりあえずオリジナルを発売しようよ。
なんか最近、世の中がめまぐるしすぎると感じることありません? 自分が年取っただけかと思ってましたが、Samsungを見ているとそうでもないのかも…。約1年前、Galaxy Note 9イベントにて、SamsungのデジタルアシスタントBixby搭載のスマートスピーカー「Galaxy Home」を開発中だと発表。しかし、未だ発売には至っていません。あれどうなったのかなーなんて思うこともなく忘れてすらいたのに、なんと今はすでに「Galaxy Home Mini」を頑張っているらしい。うん、めまぐるしい。
Bixby搭載のGalaxy Homeを小型化したMiniの存在は、連邦通信委員会関連の書類から、今年の春頃に噂されていました。が、現実はすでにほぼほぼできあがっているみたい。噂から感じていた倍の速度で進んでたようです。だって、Galaxy Home Miniβ版プログラムの参加者募集ページが韓国版Samsung公式サイトにアップされてますから。
β版プログラムは、8月28日から9月1日までの募集期間を経て当選した3,000人がGalaxy Home Miniを無料で試せるという内容。端末について詳しいことは明かされていないながらも、SamsungのSmart Things(お家のあれこれ自動化プラットフォーム)と連携して、スピーカーを介して音声でスマート家電をコントロールできるようです。

オリジナルとなるべきGalaxy Homeは、今年の第三四半期の発売が予定されていましたが、「精度をあげ強化するため」と延期。現在、新たな発売予定のメドはたっていません。Mini=安価な端末を先行させることで、手の届きやすい端末としてシェア獲得を狙っているのかな。どちらにせよ、GoogleやAmazonなどスマスピ先駆者が業界シェアを多く持つ中、Samsungの遅れは致命的でしょうけれど。
Source: SamMobile