科警研で使われている加齢シミュレーションを試してみた #CEATEC2019

  • author 三浦一紀
科警研で使われている加齢シミュレーションを試してみた #CEATEC2019
Photo: 三浦一紀

科警研だって!

みずほグループのみずほ情報総研のブースです。同社で開発しているさまざまなテクノロジーの一部が公開されていましたが(ほぼBtoB向けのため公開できるものが少ないらしい)、そのなかでもおもしろかったのが「加齢シミュレーション」です。

簡単に言えば、現在の自分の顔から10年後の自分の顔を作り出すというもの。これは科警研(科学警察研究所)で採用されているもの。今回CEATECのために許可をもらって展示しているそうです。

仕組みとしては、撮影した顔の2D画像から3D画像を生成。そして、AIを使って10年後の顔を予測し出力するというもの。これには同社の特許技術「カップリング学習」を使用しているとのこと。

顔の形状や肌の質感、シワ、シミ、たるみなどを予測できるということなので、実際に試してみました。どうなるかな……。変わらなかったらどうしよう……。

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Photo: 三浦一紀

まず撮影ですね。下見ちゃってるよ俺。カメラ慣れしてないな。

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Photo: 三浦一紀

そして現在の顔を3Dで再現。微妙にリアルだな……。

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Photo: 三浦一紀

解析を終えると、10年後の顔が表示されます。左が現在、右が10年後。肌の質感やほうれい線、まぶたの垂れ具合などに加齢が感じられますね。なんか、俺の親父に似てるわ

ちなみに、10年後に限らず5年後だったり15年後だったりといった設定も可能。なぜ科警研でこれが使われているのかというと、行方不明者や指名手配者の顔写真の作成のため。5年前や10年前の写真をいつまでも使うわけにもいきませんしね。

未来の顔が予測できるということは、5年前の顔にすることもできるんじゃ? 係の方にそう尋ねてみたら「もちろんですよ!」とうれしそうなお答えが。こちらも試してみました。

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Photo: 三浦一紀

写真だとわかりにくいのですが、肌がきれいになっていて、ほうれい線も若干薄くなっています。美肌モードで撮影したみたいかな?

この若返り機能は、美容業界などでも利用されているようです。なるほど。

いやー、未来の自分の顔なんて見ることできませんからね。おもしろい技術です。


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