Appleの悲願…?
iPhoneにはさまざまな社外製パーツが組み込まれていますが、モデムチップもそのうちの一つ。一方で、独自開発の5Gモデムを搭載した新型iPhoneが2022年に登場するとの観測が、海外から登場しています。
Fast Companyの報道によると、2022年までにはAppleが独自の5Gモデムの開発やテスト、認定を終えるとのこと。なお、実際のスケジュールは2023年にまで先送りされる可能性も指摘されています。
Appleにとってモデムチップの調達はなかなか複雑な歴史があり、特許問題でバチバチとやりあっていたQualcomm(クアルコム)と今年4月に和解したことで、なんとか5Gモデムを調達できる目安がつきました。一方で、7月にはintel(インテル)のスマホ向けモデム開発ビジネスを買収しており、チップの独自開発の道を引き続き模索しているのです。
Appleが5Gモデムチップを自社開発できるようになれば、必要なタイミングで必要な量のチップを調達できるようになり、また部品のコストダウンも可能になることでしょう。日本を含めて世界では2020年から5Gサービスが次々と開始しますが、その波をAppleは乗りこなすことができるのでしょうか?
Source: Fast Company via MacRumors