ノイキャン具合によっては超候補。
Beatsが新しいノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンを発表しました。Solo ProはApple指導の元の完全に再設計された初のBeatsヘッドホンなんですって。
そんなBeatsの新作を米Gizmodoがファーストルック。さて、どんな 印象を持ったのでしょうか?
一見すると、Solo Proは古いものとそう変わりません。シルエットも、大きなロゴも以前のものと大差ないように感じます。しかし、Beatsの美学を維持しつつ、再設計されており、構造が根本的に変えられています。
新たな構造の中心となるのは、アルマイト加工されたアルミニウム製のヘッドバンド。これは見た目も感触もApple製品を彷彿させるし、耐久性を語る上でもGood。私は最近のブリーフィングで、Beatsのデザイナーが濡れタオルを絞るがごとくヘッドホンを捻っても自力で元に戻るのを見ました。Beatsが繊細だったこれまでの歴史を知る人には印象的に映ったことだったでしょう。
Solo Proのリデザインは、非の打ち所ががありません。右耳のカップの外側は、ボリュームコントロールとして機能しますし、カップそのものはパッドが増えてレザー仕上げ。内側は心地よく、高価なBose 700にも引けを取りません。全体的に洗練され、全世代のBeatsとは明らかに違うと言えるでしょう。

外見だけでなく、Solo Proは機能面でもアップグレードされました。電源スイッチはヘッドバンドのヒンジに内蔵され、広げるとオンになります。AirPodsやPowerbeats Pro同様、Solo ProにもAppleのH1チップ搭載なので、シームレスなペアリングと接続が可能です。ドライバーもも改良され、よりクリーンで正確な音声を出力するようになりました(私が実際に試したのは数分間という短い時間だったので、オーディオの品質に関してはここでは言及しません)。
また、Solo Proは初めてアクティブノイズキャンセレーションを追加しました。Beatsによると、この機能はSoloの姉妹品であるBeats Studio Wirelessを改造したものだそうです。BoseとSonyと比較してどれくらい優れているのかはテストしないとわかりませんが、アクティブノイキャン追加はBeatsにとって素晴らしいチェンジだといえます。
Beats Solo Wirelessヘッドホンは10月30日発売。価格は300ドル(約3万2600円)で、黒、白、タン(褐色がかったグレー)の3種類ですが、ファレル・ウィリアムスとのコラボレーションでティールカラー(ライトブルー)、青、赤のオプションも有。どの色も素敵で迷っちゃいますよ。