人は健康に150歳まで生きられる? ハエの寿命を1.5倍に伸ばした新研究

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  • author 湯木進悟
人は健康に150歳まで生きられる? ハエの寿命を1.5倍に伸ばした新研究
Image: Wikipedia

まだまだ寿命は延びる?

いまや人生100年時代などといわれ、100歳まで生きられる人も珍しくはない時代を迎えました。しかしながら、この長寿命が当たり前となり、もっともっと長く健康に生きられるようになるかもしれないそうですよ!

このほどReutersが報じたところでは、ミバエをターゲットにした実験調査にて、投薬の工夫次第で、なんと寿命を1.5倍に延ばせることが明らかになっています。それぞれ平均すると11%の延命効果も認められる精神安定剤抗がん剤免疫抑制剤を、ミバエに複数同時に投与する研究を実施。すると、単独で投与するより、2種類の薬を同時に投与したほうが、寿命を30%近く延ばせると判明したほか、3種類同時に投与するならば、なにも薬を投与されなかったものより、48%も長く生きることができたんだとか。

死から逃れることが目的ではありません。人生の末期に、人間が健康的かつ病気に悩まされず生きていけるよう助けることが目指されています。

同研究チームを率いた、ロンドン大学のInstitute of Healthy Aging(IHA)のLinda Partridge教授は、このように述べて、今回の研究成果が役立てられていくことを望んでいるようです。実験に使われた薬は、いずれもすでに承認されて広く医療に用いられているものばかりで、今後はマウスなどでも実験を進めて、早期の活用が目指されるみたいですね。薬には危険な飲み合わせもありますから、決して素人が勝手に早まって複数の薬を同時に飲んだりすべきではありません。しかしながら、この研究の解明が進めば、より長く健康に生きるうえで、新たな光が当てられることになるかもしれませんよね。

Source: Reuters

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