日本でもきっと発売されるよね? まだ日本のページにはないけど…。
Made by Google発表会場にいた米Gizmodo編集部が、Chrome OS搭載ノートPC「Pixelbook Go」を触ってきました。どうだったの?
Pixelbookは、Chromebook最高端末であると同時に最高値端末でもあります。だからこそ注目が集まるのがPixelbook Go。Pixelbookでありながら、650ドル(約7万円)とコストは抑えめ。非常に手が出やすいChromebookなのです。
軽くてRAM多め、バランスのとれた価格
米Gizmodo編集部オススメのChromebookといえば、Asus Chromebook Flip C434。これにプラス70ドルで買えてしまうのがPixelbook Go。両者スペックも似ています。共にIntelの第8世代m3プロセッサ搭載で、1080pディスプレイ(※Goは13.3インチ、Asusは14インチ)、容量は64GB。ちょっと異なるのがRAMとポートで、Goが8GBでUSB-Cポートが2つ、Asusが4GBでUSB-Cポート1つ。あとは、重さがAsusの方が1ポンド(約450g)ほど重くなっています。Goは約2ポンド(約900g)です。RAMがよくて、端末が軽い、Goの利点はまずここ。一方、Asusの利点をあげるなら、タブレットに早変わりできる360度ヒンジでしょう。Goはあくまでラップトップであって、2-in-1端末の位置は狙っていません。

GoogleのVPであるPhil Carmack氏とシニアプロダクトマネージャーであるBen Janfosky氏に話を聞いてみたところ、GoにはGoの狙いがありました。 それはポータビリティと価格の絶妙なバランス。ゆえに、2-in-1端末に必要なヒンジやスタイラスペン対応というコストアップにつながる仕様はつけずに、ラップトップとしてリリースされたのです(タッチスクリーンはあるけどね)。
優秀なバッテリー
ポータビリティと価格、使えるけどお得感ある。そう思わせる要素の1つにバッテリーがあります。Goのバッテリーもちは12時間。Goの価格帯のChromebookが8時間から9時間なので、これはお買い得。編集部オススメのバッテリー重視の安価Chromebook、Dell Chromebook 3100(450ドル)ですら10時間ちょいなので、Goはかなり長持ちといえます。初代PIxelbookより、バッテリーサイズが15%アップとのこと。Carmack氏いわく「採用するコア部分のテクノロジはかなり厳選し、絶妙なバッテリーを探しました」とのことで、バッテリーには自信があるようです。
美ディスプレイっぽい

1080pのタッチディスプレイ(明るさ最大400nits)も、ハンズオンの限られた時間内では美ディスプレイに見えました。スピーカーの音も驚くほど大きかった。ただ、これもハンズオン会場がうるさくて、Goにかなり近づいて聞いたからという可能性もあり。会場内の限られた時間なので、しっかりレビューしないとなんとも言えないところ。
ユニークな波型デザイン
端末の見た目、触り心地もいい! 底の波型デザインは、他端末と一線を画すユニークなデザインというだけじゃなく、膝の上で熱を逃がすのにも一役かってくれます。この価格帯ならプラスティックが多いところ、ボディにマグネシウム合金を採用したのは好印象。高見えする上に軽いです。Carmack氏がGoで狙う層がよくわかりますね。ハイエンド端末、安価端末が多い昨今、その中間端末が手薄。うまいバランスの中間端末ないかな?と考えている層をがっつり狙っているのです。黒とサーモンピンクのカラバリも、派手すぎない地味すぎないを意識したのかも。

キーボードはLenovoのThinkpadシリーズまではないものの、かなりタイプしやすいと思います。音も静かです。タイプ感は、まぁ好みがわかれるところ。

バッテリーも、キーボードも、波型ボディの使い勝手も、まだまだこれからレビューしないとなんとも言えません。使い勝手と価格のいいバランスついているなと感じましたが、あくまでも初めて見て触った感想です。ただ、期待がより大きくなったのは間違いありません!