Leicaカメラ搭載「HUAWEI P30 Pro」でわかった、スマホカメラの現在地

  • Sponsored By ファーウェイ・ジャパン
  • author 照沼健太
Leicaカメラ搭載「HUAWEI P30 Pro」でわかった、スマホカメラの現在地
Photo: 照沼健太

写真の世界における「スマホでも、できること」、そして「スマホだから、できること」。

背景を美しくぼかすポートレートモードの搭載以降、逆光時の補正や、夜景モードなど、次々とワンタップで美しい写真が撮れる方向に進歩を遂げているスマホカメラ。

でも、そこで疑問。「実際のところ、スマホってどこまで“カメラ”として使えるのでしょうか?」。

今回、スマホカメラの最先端に挑戦し続けているモデルとして知られる、上位モデルにLeica(ライカ)カメラを搭載した「HUAWEI P」シリーズの最新モデルHUAWEI P30 Proを、スマホのカメラ機能としてではなく、“ガチのカメラ”として使ってみました。

その結果わかったのは、写真におけるスマホの現在地。2019年、スマホカメラはまだ過渡期かもしれません。しかし、かつてデジタルカメラが「フィルムカメラに迫りつつある」と言われ続け、いつの間にか多くの点でフィルムを凌駕したように、この手のひらに収まるデバイスは、すでに「スマホでもできること」と「スマホだからできること」の両方を手中に収めつつあるのではないかと感じました。詳細は以下をどうぞ!

スマホでもできる、作品制作。「プロモード」で本気写真を撮る

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Photo: ファーウェイ・ジャパン

HUAWEI P30 Pro」は、LeicaクアッドカメラとAIの組み合わせで、自動的にシーンを判別して最適な設定をしてくれる“誰でもワンタップで優れた写真が撮れるカメラ”です(詳細は後ほど紹介します) 。

しかし、自分の意図どおりの写真を撮りたいという一歩進んだユーザーは、逆に歯痒い思いをしてしまうことが少なくないはずです。一見美しい写真でも、目の肥えた人からすれば光学的に見て不自然に感じる描写もあり得ます。

そこで“ガチのカメラ”として使うなら、ぜひオススメしたいのが、通常モードではなく、マニュアルで数値を設定できる「プロモード」。実際にマニュアル設定をしなくても、撮影した写真は描写が素直になり、なおかつRAWデータでの同時記録も行なえるようになります。

ここまで紹介したLeicaカメラの素性の良い描写を活かし、現像ソフトを使って自分のイメージを実現するポストプロダクションを施したいという方はぜひこちらを試してみてください。

次のように、本格的なカメラ専用機と同等のことが、スマホでもできるんです。

・通常モードでマスターAIを有効にして撮影した写真 (JPG)

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Photo: 照沼健太

窓際の自然光が差し込む植物を撮影した写真です。明暗差の激しいシーンですが、マスターAIが自動的に暗部を持ち上げHDR風の仕上がりにしてくれました。ただ、全体的にフラットな描写で、写真をたくさん見ている人にとっては不自然に見えるかもしれません。

・プロモードで撮影した写真(JPG)

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Photo: 照沼健太

そしてこちらがプロモードで撮影した写真。より自然な描写と発色で“写真らしい写真”に仕上がっています。より情緒的な部分が見て取れると感じる人もいるかもしれません。

・プロモードで撮影したRAW画像(Capture Oneでストレート現像)

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Photo: 照沼健太

続いてプロモードで同時記録したRAWデータを、現像ソフトであるCapture Oneでパラメーターをいじらずにストレート現像しました。プロモードで撮影したJPGよりも明暗差がつき、発色も落ち着いた仕上がりです。

・ プロモードで撮影したRAW画像(Capture Oneで現像)

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Photo: 照沼健太

最後がこちら。RAWデータをCapture Oneでパラメーターをいじって現像したもの。より明るく、緑の発色をビビッドに調整しつつ、全体的にフィルムらしい粒状性を加え、撮影者としてのイメージを実現しました。

このようにプロモードとRAWを組み合わせれば「HUAWEI P30 Pro」で撮影した写真でも、通常のデジタルカメラでRAW撮影した時と同じように、柔軟なイメージ作りが行なえます。

通常モードで撮影した写真も編集OK

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Photo: 照沼健太

ちなみに編集の幅は限られますが、通常モードで撮影した写真でもある程度であれば問題なく調整が行なえます。例えばこちら。広角カメラで撮影した写真をフィルム風に仕上げてみます。

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Photo: 照沼健太

いかがでしょうか? 特に破綻のない仕上がりで、写真の雰囲気を変えることができました。これも元の写真データが良好なコンディションだからこそです。

・JPGとRAWの現像比較

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Photo: 照沼健太

こちらはプロモードで撮影したJPG(左)とRAWデータ(右)に、Capture Oneで同じ調整パラメーターを適用した比較です。どちらも昨今流行のストリート系インスタグラマー風の仕上げですが、右側のRAW現像版の方が、トーンが豊かに残っていてまだまだ現像の幅があることがわかります。

このように、すべてをプロモードで撮影する必要はありません。どの程度自分で後から加工するか、あるいはしないかを考慮して、撮影モードを選ぶと良いでしょう。これはスマホではなく通常のカメラ専用機でも同じことが言えます。

スマホだからできること1「レンズをたくさんポケットに入れる」

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Photo: 照沼健太
全て同位置から撮影。左から超広角、広角、光学5倍、ハイブリッド10倍

さて「HUAWEI P30 Pro」最大の特徴はというと、何と言っても“Leicaクアッドカメラ”でしょう。そう、4つのカメラを搭載しているのです。それもあのLeicaのカメラを、です。

カメラ構成は、約4000万画素の超高解像度メインカメラ、約2000万画素の超広角カメラ、光学5倍の約800万画素の望遠カメラ、ToFカメラです。ToFカメラは「リアリティあふれるカメラのボケ効果やAR撮影体験を可能にする深度測定カメラ」ですので、これ単体で写真撮影はできません。ただ、超広角、広角、光学5倍に加え、デジタルと光学のハイブリッド10倍ズームもあるため、実質的には4つのレンズを楽しめるカメラと考えても差し支えありません。

まずはその作例をどうぞ。

・超広角

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Photo: 照沼健太

・広角

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Photo: 照沼健太

・光学5倍

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Photo: 照沼健太

・ハイブリッド10倍

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Photo: 照沼健太

Leicaクアッドカメラがそれぞれ単独で担っているのは「超広角」「広角」「光学5倍」ですが、それぞれのカメラには独自のカラーがあります。

ネーミング上は全体のシステムとして「VARIO-SUMMILUX」という、Leicaにおける“ズームレンズ”的な名前を冠していますが、実際のところはやはりそれぞれをレンズではなく“カメラ”と捉えた方がしっくりきます。

それではそれぞれの画角とカメラについて見てみましょう。

カメラの新流行となりつつある「超広角」

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Photo: 照沼健太
手前のオブジェや湾曲する建物のカーブが強調され、ダイナミックな印象に。

HUAWEI P30 Pro」で真っ先に楽しいのが、こちらの超広角。

超広角を搭載するスマホの増加も予想されるため、今後しばらくはスマホ以外でも超広角による写真や映像が流行となりそう。この「HUAWEI P30 Pro」でも、そんな超広角の写真がばっちり楽しめます。

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Photo: 照沼健太
パスが強調され、天が高く映るのも超広角で空を見上げた時の特徴。
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Photo: 照沼健太
奥行きが強調されるため、地下に吸い込まれるような写真に。

超広角の魅力は現実をデフォルメできる点。空間を広く見せるだけでなく、手前にあるものを強調できるため、よりダイナミックに主題に迫る写真を撮ることができます。

おそらくは今後、超広角の面白い使い方が開発されていくことでしょう。

「HUAWEI P30 Pro」の超広角カメラはしっかりと広く映りながらも、チープな超広角にありがちな周辺の不自然な歪みが抑えられており使いやすく感じます。超広角入門にもピッタリかもしれません。

スマホ経由で現代カメラの定番となった「広角」

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Photo: 照沼健太

そしてこちらがおなじみの画角。35mmフィルム換算27mm相当で、従来は広角と呼ばれていましたが、スマートフォンの普及以降は最も馴染みのある“標準”とも言える画角となりつつあります。

そんな標準カメラだけあってF1.6と最も明るいレンズと約4000万画素という最高解像度のセンサーを搭載しており、最もトリミング耐性が強く、さらには夜間スナップなどでも良好な結果を残してくれます。

遠くのものを撮るだけではない。シーンを感性で切り取る「光学5倍」

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Photo: 照沼健太

そしてこちらが光学5倍。

カメラユーザーとしては、従来の“標準”域である50mm(35mmフィルム換算)相当のレンズを搭載して欲しい気もしますが、こちらは125mm(35mmフィルム換算)という、かなりの“望遠”となっています。

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Photo: 照沼健太

実際の使われ方としては、おそらく遠くのものを記録するように撮ることがメインとなると思われますが、あくまで“カメラ”として作品撮りに使うのであれば、積極的に目の前に広がるシーンから一部だけを切り取るような使い方や、圧縮効果で風景をデフォルメして表現したい場合に使いたいところです。

125mmと高倍率のため、ファインダー上ではかなり画が揺れますが、手ぶれ補正が搭載されているため仕上がりはシャープです。

ただ、F3.4と一般的なレンズからすると明るめではありますが、夜間の撮影ではブレやノイズが気になる場面も少なくありません。

以上、超広角、広角、光学5倍それぞれのレンズとカメラの描写を紹介しました。

カメラとして「HUAWEI P30 Pro」を見た場合、これら4つの画角(実際は最大デジタル50倍ズームも可能)を使い分け、1台で幅広い写真に対応できる万能機として捉えることができます。

ただ、それぞれの画角ごとに描写傾向に違いがあるため、そんな描写の違いを積極的に活用したい、個性的なカメラとしての側面も持っていると感じました。

スマホだからできること2「マスターAIで、全てが撮れる」

HUAWEI P30 Pro」をカメラとして使って真っ先に感じるのが、内蔵された「マスターAI」の心強さ。さながら撮影アシスタントがカメラに内蔵されているかのよう。

被写体をカメラが見極めて、自動的に最適な撮影モードに切り替えてくれるその様は、何も支持しなくても適所にレフ板を持って立ってくれる有能なアシスタントかのようです。

・ポートレートモード

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Photo: 照沼健太

例えばこちらの写真。モデルの顔をカメラが認識し、マスターAIが自動的に「ポートレート」モードに切り替えてくれました。

ただタップするだけでこの描写。美しいボケ味と、美肌効果(10段階で手動設定可能)が自動的に加わりました。ここで注目して欲しいのが背景。手前と奥でボケ方が違うのがわかると思いますが、これこそが4つ目のカメラToFカメラによるもの。言われなければ、計算による描写とは気づかないのでは。

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Photo: 照沼健太

ちなみにこちらが「ポートレート」を切った状態で撮影した写真。実際はこれくらいのボケ味となっています。

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Photo: 照沼健太

室内でもこの描写。自然光と照明のミックス光となっていますが、ホワイトバランスの取り方も見事です。

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Photo: 照沼健太

ちなみにポートレートモードの場合、ズームが1倍、2倍、3倍から選ぶことができ、おおよそ27mm/55mm /75mm程度のポートレートで使いやすい画角で撮影できるようになっています。

・青空モード

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Photo: 照沼健太
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Photo: 照沼健太

こちらが青空を美しく描く青空モード。上が広角、下が超広角。上が飛行機の窓越しということもありますが、超広角側の方が風景向きと想定されているのかよりビビッドな仕上がりです。

太陽の向きによっては、通常レンズに偏光フィルターを使わなければ、こうした青い空は撮れません。

・スーパーマクロ

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Photo: 照沼健太

そしてこちらが約2.5cmまで寄れるスーパーマクロ。小さな花の花びらはもちろん、花粉の粒まで描写されています。

やはりこれくらい接写するためには、普通は専用のマクロレンズと三脚を使わなければいけない場合がほとんどです。しかしマスターAIが全部設定してくれます。

・滝

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Photo: 照沼健太

こちらがユニークな「滝」モード。

本来は水流が美しく描かれるモードなはずです。が、それよりもIPX8レベルの耐水防塵仕様のため、片手持ちで腕を伸ばし、水面ギリギリまで寄せてノーファインダー撮影してこの仕上がりになったことに驚きました。水中もしっかり描写されています。

「滝」モード以前に、スマホの軽量さと耐水性能があるからこそ試せるショットではないでしょうか? 100万円近いLeicaのカメラでこんな撮影はまずできませんよね。

・夜景

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Photo: 照沼健太

複数の写真を撮影し、ブレを防ぎながら合成するという高度な処理を行なうことで実現するのが「夜景」モード。暗い場所から明るい場所まで、緩やかなトーンを描きながら、あらゆる光を美しく描いてくれました。

これもスマホだからできること。通常のカメラでは撮影までで、合成は現像ソフト上で行なわなければいけません。

・おまけ:モノクロ

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Photo: 照沼健太

こちらはマスターAIが自動的に選んでくれるモードではありませんが、モノクロモードが美しく使いやすかったのでご紹介。

空の濃淡や、雲の陰影といった微妙なトーンを繊細に描きながらも黒つぶれもしていない、印象的な写真に仕上がっています。このモノクロ表現はさすがカメラブランドとしての歴史を持つLeicaならではといったところでしょうか。

“カメラ”には及ばない部分ももちろんある。しかし「スマホでもできること」も「スマホだからできること」も次々と増えている。

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Photo: 照沼健太

最後に紹介したいのがこちら。夜景モードではなく、プロモードで新宿の高層ビル群をRAW撮影した1枚です。高感度のためデジタルノイズが多く出ましたが、あえてそれを強調する方向で現像を行ない、雰囲気を演出してみました。

夜景モードのノイズリダクションは非常に優秀ですが、「HUAWEI P30 Pro」のLeicaカメラが誇るダイナミックレンジの広さを活かしながら、あえてノイズも活用してみる。

そんな冒険が可能にしてくれた1枚です。これは「HUAWEI P30 Pro」が十分に個性を持ったカメラとして使えるデバイスだからこその表現だと感じさせられました。

Video: ギズモード・ジャパン

ちなみに「HUAWEI P30 Pro」が撮れるのは写真だけではありません。4K動画に加え、このように超広角と望遠カメラを組み合わせた動画(デュアルビュービデオ)を撮ることができるのも、大きな特徴です。

このようなまだまだ「どう使えばいいのだろうか?」という機能ではありますが、こうした使い手の感性や工夫を刺激してくれるのは、やはりスマートフォンが無限の可能性を秘めたカメラである一つの証拠と言えるのではないでしょうか。

Source: HUAWEI P30 Pro

編集部より:2019年10月4日現在、HUAWEIは米商務省より輸出規制の対象となる企業に指定されている件に対して、Webページ「HUAWEI ANSWERS」を用意しています。

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