なんじゃこりゃ? 表も裏もディスプレイなのにお手頃価格スマホのファーストインプレ

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • 湯木進悟
なんじゃこりゃ? 表も裏もディスプレイなのにお手頃価格スマホのファーストインプレ
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

これってメチャメチャありでしょうか?

今年は折りたたみスマホ元年なんて呼ばれ、一風変わったデザインのスマートフォンを目にするようになりました。でも、さすがにこれはどう? 一瞬ふと意味不明にも感じられる、表にも裏にもディスプレイを搭載する「Nubia Z20」なるスマートフォンが、間もなく発売されるそうです。しかも、日本円にして5万円台で買えるみたいなんですよね。早速、米Gizmodo記者のSam Rutherfordが、そのファーストインプレッションを届けてくれたので、まずは紹介しておきましょう~。

背面が5.1インチのAMOLEDディスプレイ

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

普通はスマートフォンって、これが表なのか裏なのか、簡単に見分けがつくものです。なぜならば、フロントサイドにはスクリーンがあり、バックには本格的なカメラが装備されているというのが定番だから。でも、Nubia Z20に関しては、そんなに単純ではありません。

なぜならば、Nubia Z20には、6.4インチのAMOLEDディスプレイが、メインのスクリーンに採用されているんですけど、同時に5.1インチのAMOLEDディスプレイも、裏に備わっているんです! これはやりすぎでは? そう多くの人が感じられるかもしれませんが、でも、このデザインには利点もあります。

メインディスプレイが完全なフルスクリーン表示

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

最大の利点は、フロントカメラを搭載する必要がないことでしょうね。通常は裏面に搭載される、メインのカメラ、超広角レンズ、3倍望遠レンズという、3個のカメラレンズモジュール部に、そのままサブディスプレイが備わっています。つまり、Nubia Z20を裏返せば、もうこの本格的な3個のレンズで、セルフィーだって撮影できてしまうというわけですよ。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

これはつまり、メインのスクリーンとなる6.4インチのディスプレイは、完全なフルスクリーン表示が可能というわけでもあります。フロントカメラを搭載するためのノッチやパンチホール、あるいはモーター駆動でポップアップするカメラなど、いちいち用意する必要がありませんから。おまけにNubia Z20のデザインは、ガラスディスプレイに丸みを帯びたメタルフレーム。グリップ感にも優れた仕上がりが魅力となっています。

自撮りに本格カメラを使える

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

自撮りに命を懸けているってユーザーにとっても、普通は背面にあって、セルフィーには使えない、本格派カメラレンズを駆使して撮影ができるというメリットは大きいでしょう。16メガピクセルの超広角レンズで、大人数のグループショットさえ自撮りでオッケーですね。

指紋認証センサもデュアル

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

ちなみに、Nubia Z20がデュアル装備しているのは、実はディスプレイだけではありません。なんと本体左にも右にも、指紋認証センサを搭載しています。いつも本体右で指紋認証しているのに、裏返してディスプレイを見ているときは、いちいち元に戻して右側へセンサを持ってきてだなんてする必要はありません…。ただ、ちょっと使ってみた感想は、どうやらセンサが過敏に反応しすぎて、いちいち指紋認証が作動して煩わしくも感じました。あくまでも、今回触ったのは完成版のソフトウェアではありませんから、この不具合くらいは発売時には改善されている可能性も高いですけど。

設定で悩む

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

なお、表にも裏にもディスプレイがあるというのは、設定に悩む場面も多かったです。たとえば、いちいち表と裏で、ブルーライトフィルターをどうするのかとか、個別に設定していく必要がありました。表と裏で、まったく同じ画面を通常は表示させるのか、別々のアプリを表示させて、マルチタスクをこなせる感じにしたいのかも、いちいち自分で設定していかなければなりません。

また、こうして両面にディスプレイを装備することにより、ワイヤレス充電のコイルを搭載するスペースがなくなっています。もしスクリーン上に指紋認証センサを組み込んだデザインに移行するなら、これまた両面にデュアル装備が必要となりますから、それは販売価格の上昇につながってしまいそうです。それにもっとも残念だったのは、表と裏のディスプレイを同時に使うことができません。せっかくデュアルスクリーンなのに、片方ずつしかディスプレイは使えませんって? たとえ、それがバッテリー消費の問題を抱えたとしても、このオプションは用意しておいてほしかったですよね。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

そうはいっても、Nubia Z20の値段を考えると、いろいろ文句や不満は吹っ飛んでしまいそうです。こうしてデュアルディスプレイデュアル指紋認証センサトリプルカメラQualcommのSnapdragon 855チップ8GBのRAMに128GBのストレージ容量というハイスペックながら、なんと550ドル(約6万円弱!)での発売が予定されていますよ。デュアル仕様という点を除けば、ほぼ同じスペックの「OnePlus 7T」と比較しても、まだNubia Z20のほうが50ドルも安いんです。ただし、OnePlus 7Tには、最新のAndroid 10が採用されていますけど。一方、Nubia Z20のOSは、Android 9です。

そういえば、中国では「Xiaomi Mi Mix Alpha」なんて、これまた表も裏もまるっとディスプレイというモデルが発表されていました。これから、こういうデザインのモデルが増えていったりもするのでしょうか?

Nubia Z20 ほしい?

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