Googleが従業員活動の監視ツールを開発していると内部告発…

  • 7,729

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
Googleが従業員活動の監視ツールを開発していると内部告発…
Image: Anton Gvozdikov / Shutterstock.com

超大企業の悩み?

Bloombergによると、Google(グーグル)の従業員が社内の反対意見をつぶすための「内部監視ツール」が開発されていると、警告を発しています。

Googleの従業員の内部メモによると、この拡張機能はGoogle Chromeの職場版で動作し、従業員の活動を文書化します。たとえば、「10以上の部屋や100人以上が参加」するカレンダーイベントを作成した従業員には、自動的にフラグが立てられるそうです。これについて、メモは「労働者の組織に関するリーダーシップの試みをすぐに察知するもの」だと批判しているのです。

一方、GoogleはBloombergにあてた声明で、「この拡張ツールの運用の目的に関する主張は、完全に誤っています。これは、多数の従業員のカレンダーに会議を自動追加する前に、注意を促す通知なのです」とし、スパムの防止のためのものだとしているのです。

Googleでは以前にも、ドローン向けのAI(人工知能)を国防総省向けに開発するProject Mavenや、中国で検閲済みの検索エンジンを開発するという噂にも、従業員が反対を表明しています。また、セクハラに講義するストライキもありました。

Googleといえば自由な「オープンコミュニケーション文化」が象徴的ですが、8月には「職場を混乱させるような会話やGoogleの職場ポリシーに反する会話を避ける」「Googleの製品や事業についての虚偽、または誤解を招くような記述をし、信頼を損なうことに注意する」とのガイドラインを配布しています。

今回のメモによると、内部監視ツールはGoogleがこれらのガイドラインを実施するのに役立つことを示唆しているそうです。Bloombergによると、このツールは10月末までに公開される予定ですが、すでに業務用PCにインストールされているという情報もあります。また別の情報筋がによるとこのツールは現在、Googleの週1回の全スタッフ会議で最も要望の多かったトピックだそうです。

Source: Gizmodo US via Bloomberg