がんばれ、自動運転!
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)はテスラの自動お迎え機能「スマート・サモン」が衝突事故起こしすぎてるんじゃ?とのことで調査に乗り出したそうです。
テスラの新しいオプション機能(お値段6,000ドル)として追加された「スマート・サモン」は、自宅の駐車場や私道のみで使える自動運転お迎え機能。200フィート(約61m)以内であれば、障害物を避けながら自動運転でユーザーの元に走り寄ってきてくれるというものです。しかし、公共の駐車場で使用するテスラ・オーナーが続出。他の車ももちろん走っていますので、スレスレのニアミスだったり、実際の事故が多発しているとのこと。
道路交通安全局は、「テスラのサモン機能に関する報告については認知していて、現在テスラ社とコンタクトを取って調査のために情報収集を行なっているところです。安全は道路交通安全局にとって最優先事項であるため、安全を守るためにしっかりと行動をしていきます」と話しています。
一応このサモン機能の使用条件は、ドライバーが車を見ていられる公道以外の場所で、雨が降っていたり赤ちゃんを抱いていたりとか、そういう場合に使える機能ということなので、ショッピングカートがたくさんあり、人も車も行き交う公共の駐車場では、そりゃ接触事故も起こってしまうんじゃ...という気もします。
こちらがユーザーがSNSにアップした動画の数々。
So, @elonmusk - My first test of Smart Summon didn't go so well. @Tesla#Tesla#Model3pic.twitter.com/yC1oBWdq1I
— Roddie Hasan - راضي (@eiddor) September 28, 2019
Soday 1 with V10 Smart Summon was working beautifully. But someone didn’t notice my M3 and made a front bumper damage. We will claim our insurances but who’s fault do you guys think it’ll be ? Should I present this videos ? @teslaownersSV@Model3Owners@LikeTeslaKim@TesLatinopic.twitter.com/fhSA78oD6C
— David F Guajardo (@DavidFe83802184) September 28, 2019
ロイター通信はこの事故について以下のように書いています。
投稿者は「初めてのスマート・サモンはうまくいかず。駐車場から出て、道へ出ようとしたところで止まってくれるかと思いきや、まったく速度をゆるめなかったので、アプリのボタンから指を離さなくてはいけなかった」とツイートしています。また他の投稿者は車が自分で駐車できていない動画を投稿し、「なんでこうなったかわからないけど、古い駐車場の地図が使われていたからかな?」とつぶやいています。
テスラ社のイーロン・マスクは過去に、「駐車場はかなり難しい問題である」と表現しています。
The inability to take my Model 3 into Mexico its frustrating. We need a charger between Chihuahua and El Paso, TX, maybe Villahumada. @elonmusk@Teslapic.twitter.com/2T8kbcqgYh
— Angel Ponce (@AngelGPonce) July 12, 2019
まだスマート・サモンが世に出て間もないですし、テスラ社は自動運転機能をもっと充実させていく計画なので、テスラオーナーの方々は、あまり車に無茶な運転をさせずこれからに期待していきましょう!