昔の俺ならすごい欲しがったはず。
今はもう昔。かれこれ20年以上前。僕はWindowsがメインのパソコン雑誌で原稿を書いていました。特にフリーウェアやシェアウェアを試すことが多かったので、原稿を書く用マシンとソフトお試し用マシンを2台用意して仕事をしておりました、
この2台体制は割と長く維持しており、いつも2台のマシンを用意していました。
フリーウェアやシェアウェアを大量にインストールすると、不具合が起き、最悪Windowsが起動しなくなるというトラブルになってしまうことがあったので2台体制にしていたのですが、なんせ場所を取るんですよ。ディスプレイを1台にして切り替えて使ったりもしていたんですが、同時に画面が見られないので断念。1台のパソコンのハードディスクを物理的に入れ替えるようにしたこともありましたが、さらに面倒くさいのでこれもやめました。
結局、2台のデスクトップPCと2台のディスプレイ、そして2台のキーボードとマウスが所狭しと僕の周りを囲むという、サイバーな仕事環境でした。
昔話はこれくらいにして。パソコンショップのSTROMが、2台分のシステムを1台のPCにした「PUNI-W2」を発売しました。見た目は1台のデスクトップPCですが、ここに2台分のシステムが入っています。つまり、1台で2台なんです!
それぞれの基本システム構成は以下の通り。
ファーストシステム:AMD Ryzen 7 3700X(8コア/16スレッド 3.6GHz TDP65W) / AMD X570 / メモリ 32GB / NVMeSSD 500GB / SSD 1TB / RTX2080 SUPER 8GB / Windows 10 Pro 64bit
セカンドシステム:AMD Ryzen 3 3200G(4コア/4スレッド 3.6GHz TDP65W) / AMD X570 / メモリ 16GB / NVMeSSD 500GB / HDD 3TB / CPU内蔵グラフィック
ファーストシステムは、ゲーミングPCとして利用できる高スペック、サブシステムのほうは普段使いなら快適なスペックとなっております。

電源部はこのシステム専用の1200W電源を搭載。それぞれのシステムを切り替えて使用するも、同時に使用するも思い通り。メインシステムで動画のエンコードとかさせておいて、サブシステムでほかの作業をするなんてこともできるわけです。
キーボードやマウス、ディスプレイはどうなのかな。ディスプレイはそれぞれ接続できるのかな。キーボードとマウスは1セットを切り替えて使うのかな。
とにかく、昔の僕だったらめちゃくちゃ欲しかったであろうマシンですよこれは。
標準価格は36万9800円(税込)。カスタム可能なので、30万円以下のシステムにすることも可能です。
たっくさんのマシンに囲まれて熱中症になりそうな方にいいかもしれませんね。
Source: STORM