iPadの移植版です。
Twitterは先日、公式ブログで予告していた通りTwitter for MacアプリをmacOS Catalinaユーザー向けに配信しました。
今回リリースされた Twitter for Macは、約1年半前にMac App Storeから姿を消したTwitterアプリとは少しデザインが異なります。なぜならこのアプリは、もともとiPad向けに作られものをMacに移植する「Mac Catalyst」の技術を使って、Mac版として提供しているからなんです。
Mac Catalystとは

Mac CatalystはmacOS Catalinaの目玉機能の1つとして注目されています。そもそもMac Catalystとは何かというと、もともとiPad向けに開発されたアプリを開発者(デベロッパー)がMac版として容易に提供できるようにすることを目指した機能です。
僕はiPadでTwitterを確認する際、今日までずっと公式のアプリを愛用してきました。今回Mac版を試して、タイムラインの表示画面がほぼ一緒で見やすいなって感じたんです。もしかしたらiPad版の公式アプリを普段から使用しているユーザーにとっては、大いにアリって感じるかもしれませんね。iPad版同様に、Mac版でもダークモードを使えるのがとても嬉しいです。
Appleによると、GoodNotes、Post-it、Morpholio Board、Rosetta StonenなどのiPadアプリが今後Mac版として提供されるとのこと。Mac Catalystを通してこれからどんなアプリがMacで使えるのか楽しみですね!
macOS Catalinaで始まったMacとiPadアプリの統合。これからどうなる?

WWDC18では、「macOSとiOSを統合するの?」という我々が気になっていた質問に対して即答で"No."と答えたソフトウェアエンジニア担当上級副社長、クレイグ・フェデリギ氏。あれから1年が過ぎ、ついに始まったMac CatalystはこれからのMacの体験がとても楽しみになる機能の1つです。
Appleはこの先本当にiOSとMacを統合しないのか。とても気になります。
Source: Mac App Store, Apple Developer