怖いだけじゃないよ。2010年代ホラー映画トップ10

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怖いだけじゃないよ。2010年代ホラー映画トップ10
Image: Warner Bros./io9

ベストホラー in 2010sを制覇したかったら、コレ。

ホラー映画って魅力的です。私は大好きです。小難しいことを考えずにリラックスしてみることができるし、なんならBGMとして流して叫び声だけ楽しむこともできる。そんな風にホラー映画を楽しんでいる私なので、よく頼まれます。「いいホラー映画を教えてほしい。」って。

私としては、一度見たらずーっと恐怖を感じられたり、叫びに真実味があってのちの自分の行動にまで影響を及ぼすようなインパクトがある『ホステル 』みたいな映画が好きなんですが、みんながみんなそうじゃありませんからね。

そこで、io9が一般ウケしそう、且つ作品的にも良いホラー映画を、しかも2010年代の良作に絞って10本取り上げていたので、そちらをザックりと(基本的に)ネタバレなしで紹介したいと思います。

ではどうぞ〜。

10. 『ジェニファーズ・ボディ』 (2009)

『トランスフォーマー』で一躍ハリウッドのスターになったミーガン・フォックス主演のダークコメディホラー。

ミーガン・フォックスがファイナルガールではなく、ミーガン・フォックスが色気で誘って獲物を食うホラーです。ミーガン演じるジェニファーの異変に気づくのは、『ミーンガール』でおっぱい天気予報娘を演じたアマンダ・セイフライド(可愛い)。

9. 『サプライズ』 (2011)

良いホラーといえば必ず名前が上がるのがコレ。パッケージカバーからは想像もつかないような内容で、本当に「サプライズ」な展開が待ち受けています。うん、あまりの展開に笑うしかありませんでした。これ以上のサプライズを知らないかも。

8. 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』 (2017)

スティーブン・キングの小説をもとにした映画『IT』をリメイクした『IT』。ティム・カリー版のオリジナルが好きな人にも比較的受け入れられた珍しいパターンだと思います。現在『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開中なので、是非『IT』を見てから劇場へGO。70年代の『IT』のラストと今回のラストを比較して、どう変わったのか是非お楽しみください。

7. 『イット・フォローズ』 (2014)

IT続きで『イット・フォローズ』。キングの「それ」がかまってちゃん殺戮ピエロなら、本作の「それ」はジワジワついてくる系です。簡単に説明するなら、ハリウッド版怪談話の「メリーさん」。

6. 『死霊館』 (2013)

みんな大好き『死霊館』。これのティザーが公開されたときの期待感といったら…! まさかこれの大成功の後でユニバース化して、どんどんつまらなく…、ゲフンゲフン。

誰も死んでいないのにこんなに怖いなんてジェームズ・ワンは天才かと思いました。(『ソウ』もジェームズ・ワンが作っていた時は面白かったのに、今はなー。あ、『アクアマン』もワン監督かー、そっかー。)

5. 『ババドック』 (2014)

設定すべてが素晴らしい。とっても扱いにくい子供をもつシングルマザーが身体的にも肉体的にも追い詰められていく様子がリアルに怖い絵本系ホラー『ババドック』。私的に「良いホラーのBlu-rayを1本選んで買うとしたら?」と言われたら、本作を選びます。何度も繰り返して見たい作品。

4. 『新感染 ファイナル・エクスプレス』 (2016)

この邦題を見たとき、「天才か!!」と叫びました。ゾンビアポカリプスの中、釜山行きの新幹線で逃げる人たちを描いたサバイバルゾンビ映画のタイトルを「新幹線」にかけて『新感染』だなんて、その才能に嫉妬します。

邦題だけで掴みはオッケーですが、中身もしっかりGoodです。韓国映画ってキレッキレなんですよね。アクションもストーリーも、「え、ここまでやっちゃう?」という遠慮なしな突き抜けが素晴らしい。サスペンスやアクションやドラマが素晴らしいのはわかっていましたが、ゾンビ映画もいけるんですねぇ。

あ、話は変わりますが韓国映画といえば『タクシー運転手 約束は海を超えて』(2017)はむちゃくちゃ良かったです。韓国映画が好きならこちらも是非。

3. 『The Witch /魔女』 (2015)

io9で3位にプッシュされている『The Witch』ですが、私(中川)は知りませんでした。それもそのはず、本作は全国ロードショーではなく、日本では企画上映作品として公開された韓国映画でした。

監督は『新しき世界』でハード・ボイルドなヤクザの世界をバイオレンスに描いたパク・フンジョン。本作は女アサシンの物語で、io9がプッシュするのも大納得な面白さみたい。記事を書いておきながら私は未見なので、早々に見てみようと思います。今ならYoutubeで400円で、Google Playでも400円でレンタルできるみたいです。吹き替え版と字幕版が選べますよ。

2. 『ヘレディタリー/継承』 (2018)

きたー、『ヘレディタリー』! これ、映画ライターさんの中でも群をぬいて評判いい奴です。家族の根本が覆されるということで、観賞後もドヨーンと暗くなるコスパ良しの作品です。でも、私が好きな『ホステル 』とは別ベクトルのコスパなので、要注意。本当に怖くて見たことを後悔しつつも、見れて良かったと思うはず。ホラー好きなら見ておいて損はないです。

1. 『ゲットアウト』 (2017)

栄光の1位は、人種に切り込んだホラーとして大きな話題を読んだ『ゲットアウト』。昨今のハリウッドは差別とかジェンダーとか人種をネタにする場合、非常に敏感に、時に過剰なほどに反応します。だから、あえて人種をネタにしたことはちょっとした驚きでした。では差別的なのか、はたまたわざとらしいまでに持ち上げているのか、といったらそんなこともなく、内容はしっかりと心理的にじわじわ責めるホラーでした。よくここまで素材を活かしたな、と思わせられるほど。


ひと昔前ならモンスターがバッサバッサと人を殺すスラッシャーホラーが人気でしたが、最近は正体も動機も不明な快楽殺人者に襲われる映画が増えてきています。そういった傾向に流されず、かつ今のハリウッドの問題やテーマをホラー仕立てにした『ゲットアウト』は、まさに2010年代ホラーの1位を飾るにふさわしい!(好みかは別として、ね)。

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