レトロな見た目と裏腹にハイテクで多機能!
1930年代に登場した8mmカメラと映写機は、家庭用のビデオカメラが大普及する以前の1970年代に最盛期を迎え、以降だんだんと衰退してしまいました。
小金持ちの家庭では家族の様子をお父さんが撮影し、居間で上映会を開くためのガジェットだった8mm映写機。粗い画質とカタカタなる機械音が良い味わいなのですが…今ではお目にかかることはあまりありませんよね。
2019年、映写機は大進化を遂げた
現在INDIEGOGOでは、そんな懐かしの8mm映写機の姿形を真似たプロジェクター「FINEDAY」が支援募集中です。
これはタッチパッド操作、デュアルWi-Fi、16GBメモリーと3ワットのステレオ・スピーカー内蔵で画角は300インチまで拡大可能。Bluetoothによるキーボードやスマホによる接続と、携帯端末からのミラーリングもOKという、見た目からはまったく想像できない、ハイテクな映写機なのです。
熱くならないボディ
映写機が抱える問題は熱を持ってしまうことですが、「FINEDAY」は2000ルーメンで映像を照射しつつも、本体内部のスペースが広く、筐体にプラスチックではなくアルミを使っているため、加熱の問題を回避しています。
デュアルWi-Fi
Wi-Fiが弱くてストリーミング動画が途切れることがないよう、2.4GHzと5GHzで常に接続し続ける、というユニークなもの。動画というのは一瞬でも止まったらイラっとしてしまうので、これはうれしい機能ですよね。
給電なしで4時間以上の作動
中には10,000mAhの強力なバッテリーと16GBのメモリを内蔵しているので、どこに持って行っても上映会ができます。メモリ的には4~5本の映画を保存できるのですが…、完全に内蔵バッテリー頼りだと2本しか見られませんね。それでも充分っちゃ充分ですけど。
タッチパッド
おもしろいのは、側面にあるタッチパッド。これは壁に映っている画面を操作するためにあるのですが、決してスマホのようなタッチスクリーンではありません。ボディーの黒いツルツルの場所を指でなぞって操作します。知らない人が見たらアヤしい動きをしているように思われてしまいそうですね。
また専用アプリを入れたスマートフォンとタッチパッドでは、もちろんYouTubeやNetflixなどのアプリや、ネットサーフィン用にChromeなどブラウザーも操作できますし、アプリ上で画面にタッチパッドが出現し、そこから壁に投影された画面を操作する方法も可能となっています。

INDIEGOGOで大成功中
今なら早期便で、希望小売価格990ドルの半額495ドル(約5万3,800円)にてひとつ出資ができるようになっています。なお出荷は2020年1月とのこと。
執筆時は残り15日で目標金額である約54万4,000円の1220%の約663万円もの出資金が集まっていました。レトロな見た目もさることながら、この多機能っぷりに惹かれて食指が動いた人が多そうな気がしますけどね。
これがあれば、お一人様でも家族でも、または仲間たちと映画鑑賞会をするときでも大活躍すること間違いなしですね!
Source: YouTube, INDIEGOGO via The Awesomer