とは言ってもそうなんでしょう‥‥? え、ちがうの‥‥?
iPad向けに次々とアプリをリリースするAdobe。数時間前、ついにPhotoshop iPad版も正式にリリースされました。そして、AdobeはPhotoshopを追いかけて、次にiPad版をつくるレジェンドアプリを「Illustrator(イラストレーター)」に決めました。むしろこっちを待ってたって方、お待たせしました。とは言ってもこれは開発発表なので、実際のリリースはけっこう先だと思います。
リリース時期の話で言うと、クラウドを使ったシームレスなデバイス間連携、タブレットに最適化されたUI、Apple Pencilのサポート、このあたりは必須項目だよねな使える機能と絡むかたちで、ローンチタイミングがいつなのかが猛烈気になるわけです。
というのも、事前に経済誌のブルームバーグが、2020年にIllustrator for iPadがでるみたいだと言っていて、イラレの部分は大当たりだったんですけど、今回Adobeのリリースには「2020年に」とはどこにも書いてないんですねこれが。「出すとは言ったが、2020年に、とは言ってない」状態。末尾に2020年に提供予定だと記載がありました(11/6 2:37追記)
そして数時間前、「フルバージョンのPhotoshopがiPadにくる!」の興奮からの、「出すとは言ったが、ローンチでフルバージョン、とは言っていない」がキまり、もらって喜ぶはずのプレゼントの箱で少し殴られた感のあるPhotoshop iPad版の直後ですからね、世界のイラレユーザーは、今からこたつと座椅子を用意してまったり気長に待つくらいの気持ちでいるのがいいかもです。
ただ、2020年にというのはAdobeがけしかけたわけじゃないので、そのへんは誤解なきように。でも、愛してるツールが愛してるiPadにくると聞いたら、少しでも早く会いたいと盛り上がるのが、ファンの気持ちということで。プライベートベータプログラムに申し込んで運がよければ早く使えるかもしれませんよ。
修正追記(2019/11/6 2:37):公開されているプレスリリースの末尾に「iPad向けAdobe Illustratorは2020年に提供予定です。」と記載がありました。タイトルも変更しております。お詫びして訂正致します。
Source: Adobe