Apple Watchよ、どこへいく?
いまやまぎれもないスマートウォッチの王様になったApple Watch。iPhoneが、毎年のようにアップデートされていくのと同じで、どんどんApple Watchにも新モデルが登場してきていますけど、さてさて、来年はどんなワクドキな新機能で魅了してくれるのでしょうか…。

このほどT3は、Apple(アップル)が米特許商標庁(USPTO)へ申請していた、Apple Watchをめぐる新特許について伝えています。文字盤にカメラを埋め込んで、写真や動画を撮影可能となり、Face IDの顔認証にも使えるようになるみたいですね。同特許には、バーコードやQRコードをスキャンしていく使用法についても記されているようで、Appleが、どのような新しい利用シーンを想定しているのかが気になるところです。
また、リストバンドには、EMG(筋電)センサーを内蔵し、より的確なスポーツのコーチング機能の提供が検討されているんだとか。たとえば、ゴルフのクラブや野球のバット、テニスのラケットを、ユーザーがどんなふうに握り、どのようなスイングをしているのかを高精度でとらえつつ、その場その場でコーチングを可能にするという使い方が想定されているようです。いまランニングやウォーキングには、Apple Watchが欠かせないお供になっているって人は少なくないでしょうけど、ほかの分野の運動にも、Apple Watchが威力を発揮するようになる可能性が高まりそうですよね?
なお、あくまでも今回の情報は特許申請書類に基づいており、どこまでAppleが、実際の製品開発に取り入れてくるのかは定かでありません。とはいえ、最初に同特許が申請されたのは2年以上前で、もしかすると、着々と新モデルへの搭載が準備されているというケースも否定できないでしょう。腕にはめたApple Watchで撮影というのは、使い勝手が課題になるでしょうけど、そこをどんなふうにAppleが形にしてくるのかも含めて、今後の新発表が楽しみなところです。
Source: T3